5th 2013 2
5年生の子どもたちは、社会の時間にKid’s ISOプログラムを通して、環境問題について学習しました。自分の家で使っている水や電気、ガスの量を調べたり、ごみの量を確認し、それらをできるだけ減らす方法を考えました。地球の反対側に住むブエノスアイレスの子どもたちも、実は私たちと同じKid’s ISOプログラムで環境問題について学んでいます。そこで、遠く離れたブエノスアイレスの子どもたちは、どんな活動をしているのか交流するため、スカイプ中継で話し合いをしました。「冷房の温度を上げることで節電する」「ゴミ箱の色を変えてリサイクルできるようにしている」など、自分たちの取り組みについて紹介しあいました。遠く離れた同い年の子どもたちと交流することで、グローバルな視点を育むことができました。
毎年NY育英学園の子どもたちは、家庭科の授業の一環で、お菓子作りをしています。今年もパリジェンヌの小坂パティシエのご厚意により、本格的なデザート作りの体験をさせていただきました。今回のレシピは、シュークリームとかぼちゃプディングです。まず3つのグループ「シュー作り」「カスダード作り」「プディング作り」に分かれました。特にシュー作りで、生地を混ぜるのが、重たくて苦労しました。また、カスタード作りでは、火で温めながら焦がさないように混ぜ続けるのが大変でした。やっとの思いで作り上げたデザートたち。試食したとき、思わず「おいしい!」と大きな声を出してしまうほどの出来でした。レシピをいただいて、家でも作ってみようとやる気になったようです。
5年生は社会科の授業で、情報について学習します。そこで、ニュース番組作成の様子や、その裏側を見学するため、マンハッタンにあるFCI放送局へ行きました。まずスタジオに行って、キャスター体験をさせてもらいました。天気予報の短い文でしたが、普段の音読力を発揮して、上手に読みました。ディレクター体験では、放送全体を総括する重要な役であることがわかりました。質問コーナーでは、朝のニュースでお馴染みの阿部千代さんが、一つひとつの質問に丁寧に答えてくれました。生放送での失敗のエピソードや、アナウンサーになろうとしたきっかけなど、貴重なお話をうかがうことができました。この放送局見学を機に、将来の夢が少し変わった子もいたようです。