１月１６日（木）のオープンハウスの日に，「二分の一成人式」を開催しました。第一部は，生まれたときから今までの社会の出来事と自分の重大ニュースを発表した「わたしの歴史」，赤ちゃんのころの写真を画面に写し誰かを当てる「わたしは誰でしょう」，「二分の一成人証書授与式」，第二部は，１０才を迎え感じることを作文にした「作文発表」，４年生全員での「誓いの言葉」の二部構成で行いました。開催前，子ども達は，作文を書くのや誓いの言葉の練習を，両親に聞かれないよう，見られないよう，細心の注意を払い，一生懸命でした。当日は，かなり緊張していましたが，普段言えない感謝の気持ちを作文にして伝えることができました。式後，「先生，もっと宿題増やしていいですよ！」との声。心なしか顔つきもしっかりしてきたように感じました。

1月27日（月），今年度最後のさくら組さんとの交流会を行いました。裏庭は，先週降った雪がそのまま残っていましたので，みんなで雪遊びをすることにしました。さくら組さんと４年生が一緒になって大きな雪玉を転がして，それを積み上げて大きな雪だるまができました。また，4年生が雪玉や氷柱などを工夫して積み上げ，大きなかまくらを作りました。氷柱の部分は窓ガラスになりました。途中からさくら組さんも集まってきて，一人ずつ順番に入って，とてもうれしそうな笑顔を見せていました。雪遊びの間に，脱げてしまった手袋をはめてあげたり，氷に貼り付いて取れなくなったシャベルをとってあげたり，この1年間で3回の交流を経て，４年生がさくら組さんへのさりげない優しさをみせられるようになってきていることに嬉しく思いました。

4年生の3学期からは，アルコールランプや試験管・ビーカーを使った本格的な理科の実験が始まります。まずは，水・空気・金属の３種類の物質を温めたときに表れる変化の違いを探ります。
この日は，学習班に分かれて実験・観察を行いました。ビーカーに１５０mlの水を入れ，沸騰石を入れ，アルミフォイルで蓋をします。それぞれの作業を手分けして行いますが，全ての器具をほぼ初めて触るので，みんな慎重に扱います。アルコールランプを点火し，1分ごとに観察します。班の中で役割分担を決め，声を掛け合って観察を進めて行きます。理科の勉強は元より，実験を通して，人と協力して，ひとつのことを安全に成し遂げていくことを培っています。5年生になると実験も複雑になっていきますが，この初心を忘れないで取り組んでほしいと思います。