1st 2014 1
育英学園の小学部では、一年間を通して四季折々にふれて、短歌・俳句の学習をします。四月に入り1年生にとって初めての「俳句の時間」がありました。特別講師の市田先生と大島先生から、俳句の『五七五』のならびや、『季語』のお話を聞いて、始めは、何だか少し難しいような楽しいような、複雑な表情を見せていた1年生。それでも、先生の「好きなことをお話するように書いてみてごらん。」という言葉を聞いて、文字を指折り数えながら、熱心に俳句作りに取り組むことができました。まだまだひらがなを習い始めたばかりですが、一句できたところで、先生にはなまるを頂いて、とても嬉しそうな子どもたちでした。これから、たくさんの名句が生まれることと思います。
朝から春らしい暖かな日差しに恵まれて、元気いっぱいに新入生歓迎遠足に行ってきました。入学してから初めての大きな行事をとても楽しみにしていた1年生です。先日、一緒にお弁当を食べた育英ペアのお兄さんお姉さんとまた楽しい一日を過ごせると思うとわくわくどきどきです。小学生になったからには、『えんそくのしおり』を見て、自分で準備をしなければいけないと張り切っていました。「おやつは何をもっていこうかな。」「明日はお天気になるかな。」など、前日の休み時間には遠足の話で持ちきりでした。 当日、公園に近づくと桜の木が見え始め、公園の中は桜の花が満開でした。バスから降りてからは、育英ペアのお兄さんお姉さんと一緒にゲームをしたり、歌をうたったり、とても楽しい時間を過ごすことができました。2年生から6年生のみなさんから、たくさんのプレゼントも頂いて、子どもたちの笑顔も満開にはじけていました。
毎年、1年生は生活科で「あさがおの育ち方」の観察を行います。今年度は、あさがおはひとりずつ植木鉢で大切に育てているので、学級花壇ではいもを育てることになりました。2年生と一緒に、種芋をひとり一つずつ植えました。少し芽が出始めている種芋を見た1年生は、ちょっとびっくり。「本当においもになるの?」「種じゃないんだね。」と不安そうでしたが、「秋になったら土の中にたくさん美味しいおいもができるかもしれないね。」「みんなでいっしょにお料理できるかな。」という話を聞いて、大喜び!がぜんやる気になりました。「早く大きくなあれ。」と言いながら、大切に土の中に植えていました。あさがおもいもも、元気に育って欲しいですね。