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2014年度 2学期 5年生

5th 2014 2


「稲刈り」

「稲刈り」

春に種籾から育ててきた稲がついに収穫のときを迎えました。よい種籾選びから始まり、夏には毎日の水遣り、雑草を抜いて稲を守りました。そんな子ども達の日々の努力の甲斐あって、11月15日、ついに黄金色に実った稲穂を一人ひとりが小さな鎌を手にしてザクザクと刈り取りました。それを束にして学園の中庭にある軒下に下げ、乾燥させるために数週間の天日干しです。「まだかな~」とみんな毎日のように軒下の稲穂を見に行っていました。そして脱穀の日。シートを広げて、夢中で穂からお米を取りました。みんなが脱穀したお米を集めて、「これでおにぎり何個分かな?」「お米を育てて食べるまでって大変だね」と農家の人々の苦労を改めて感じていたようです。5年生の米作りの学習もこれで終わります。友達と育てたお米の味と米作りの体験は大切な思い出になることでしょう。

「Kids’ISO」

「Kids’ISO」

5年生はKids’ISOを通して、環境問題の学習を行いました。10月には同じくKids’ISOに取り組んでいるブエノスアイレスの子どもたちとスカイプで会議をすることになりました。南半球のアルゼンチンの季節は春。地球温暖化の防止のために自分たちがやってきたことをお互いに発表し合いました。スカイプ中継で、ブエノスアイレスの子どもたちは、「テレビを見る時間を減らして本を読む」、「外が明るいうちに太陽の明かりで勉強する」ことに取り組んでいることがわかりました。遠く離れたところにいる同年代の子どもたちが、どんなことを考え、どんなふうに過ごしているのか、とても興味をもったようです。そしてこのKids’ISOを通して、自分たちが普段の生活の中で環境保護のためにできることはまだたくさんあることにも気づいたようです。Kid’s ISOの学習を活かし、日常の節電や節水に心がけていってほしいです。

「学園祭の背景画製作」

「学園祭の背景画製作」

学園祭で5年生は「霧のむこうの不思議な町」という劇をしました。5年生の女の子が主人公で不思議な町の不思議な住人たちとの交流を通して成長するファンタジーです。学園祭の準備では、演技・ダンスの練習、背景画・小道具作りなど、やることが盛りだくさんです。その中でも背景画はストーリーに合わせてイメージを膨らませ、約一ヶ月かけて描きあげていきます。全員で巨大なキャンパスの上に乗って筆を持ち、劇の世界を描きます。思うようにいかないところは何度も描き直しました。苦労することもありましたが、友達と力を合わせて一枚の大きな絵を完成させたときは大きな感動がありました。この感動の一つ一つが子ども達の財産となるでしょう。

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