4th 2014 3
年に数回ある幼小交流の日は子どもたちの大好きな日です。その理由は,「懐かしい」自分に会えるからだそうです。今回の交流では高学年にふさわしいお兄さん・お姉さんになっただけではなく,楽器の演奏を披露してきました。事前に幼児部さんより4年生が学習している楽器の演奏を見せてほしいという強い要望があったため,音楽の授業で学習している「冬の歌」を演奏し,大きな声で歌ってきました。その結果,大きな拍手をもらい大成功の交流会となりました。最後には幼児部さんとおまけのダンスも一緒に踊り,昔を思い出しながら素敵な交流会を満喫してきました。5年生に近付き,ますます成長してきた4年生。「感動して涙が出そうになりました。」という言葉を頂けるほど,子どもたちの成長が感じられた交流の日となりました。
今年の「6年生を送る会」で子どもたちが考えた出し物は,「部活(ダンス部)」をテーマにした喜劇でした。今までお世話になった6年生を最後まで笑って見送りたいという思いで,劇中に笑いをたくさん取り入れようと全員一致で決定しました。バレエ,ヒップホップ,ソーラン節など様々なダンスを取り入れたユニークなダンス劇となりましたが,完成までの道のりは決してたやすくはありませんでした。慣れないダンスを覚えるために,毎日毎日コツコツとセリフの練習やダンスの練習を繰り返し行ないました。それだけでは足りず,それぞれの家で秘密の特訓をし,ようやく本番を迎えられるようになったまさしく努力の結晶です。6年生もたくさん笑ってくれ,子どもたちの思いはしっかりと6年生へ届き,努力が実った素晴らしい喜劇となりました。
国語科の授業の一環として,自分たちで選び抜いたことわざを集め,ことわざかるたを作りました。まず初めに,ことわざ辞典やことわざの漫画本を用いながら,お気に入りのことわざを探すところから始めました。そして,自分のお気に入りのかるたを決めたら,それぞれのことわざの意味に合う絵を想像し,取り札に絵を描いて完成です。実際のかるた取りになると,自分の作った取り札には子どもたちの特別な思い入れがあるようで,かなりの高確率で自分の取り札を取ることが出来ていました。最後には,お手つきを狙った「腐っても鯖」などどいうひっかけことわざにも惑わされず,たくさんのことわざを習得出来たようです。子どもたちの遊びから学習する能力にはまさしく脱帽です。