入学してから初めのイベントは、「春の遠足」でした。「育英ペアー」の5、6年生のお兄さんお姉さんと一緒に、桜並木の道を歩いた後、全学年で歌をうたったり、ゲームをしたりと、とても楽しい時間を過ごすことができました。２年生から６年生のみなさんから、たくさんのプレゼントも頂いて、１年生にとって最高の一日になりました。 　一年生はあっという間に上級生と仲良くなり、名前もたくさん覚え、毎日たくさん一緒に遊んでいます。学校の見物のひとつである、裏庭の大きな桜の木の下での「お花見昼食会」においても、とても楽しい交流をすることができました。子どもたちは、上級生から色々なことを教えてもらいながら、学校生活にも少しずつ慣れ、楽しく、明るく過ごしています。

育英学園では、様々なコンクールに１年生の頃から応募していきます。その中でも4月中旬、一番初めに取り掛かったものは「詩」でした。初めは、様々な素敵な詩から「まねぶ」ことを目標にし、「春の遠足」の体験について想いを書き出してみました。まだこの頃は正しく書けないひらがなや言葉もいくつかありましたが、全員立派に書き上げることが出来ました。 　そして、一学期も終わりに近づき、全ての授業を通して、みんなの表現力、思考力、語彙力は伸び続けていることを日々実感します。たくさんの想いを、整ったひらがなで、正しく書き表せるようになってきました。また今では、子どもたちは「俳句」を作るのが大好きです。限られた文字数に、子どもたちの想いがしっかりと詰められた俳句を読むのは、とても楽しいものです。これからの成長も楽しみです。

一年生になって初めて、一人ひとつずつ植木鉢にアサガオの種を植えました。みんな、毎日休み時間になると張り切って水やりを頑張っています。アサガオはあっという間に成長し、たくさん葉が出てきました。成長してきた本葉の観察もしっかりしました。一年生みんなの発見は素晴らしく、色、形、大きさ、感触などを細かく上手に書き表すことが出来ました。 　夏休みには、お家に一旦持って帰り、世話をし続けます。夏休み明けに持ってきたアサガオは、何色の花を咲かせているのかとても楽しみです。