4th 2015 1
イングルウッド・クリフス市にある消防署見学に行きました。今回の校外学習の目的は、「火事からくらしを守る社会の役割」について学習するためでした。しかし、消防士の役割や仕事を学ぶだけではなく、消防士が実際の現場で使う様々な道具を実際に触ったりかぶったり出来る貴重な場となりました。中でも子ども達の度肝を抜いたのは子ども達の体半分はある巨大なはさみ。閉じ込められてしまった人々を助けたり、開かなくなってしまった入口をこじ開けるために使うもので、小学四年生が二人がかりでも持てないほどの重さに子ども達も驚いていました。その他にも、イングルウッドクリフス市では消防士全員がボランティアとして行なっているということを聞いた子ども達はもっと驚いて、尊敬のまなざしで消防士の話に聞き入っていました。
5月27日から、2泊3日の宿泊学習に行ってきました。
目的地はペンシルベニア州ランカスターです。ここは、ヨーロッパからの移民であるアーミッシュの人々の居住地として有名です。アーミッシュの人々の家の中や、学校の教室が再現された建物内で、生活や学校におけるルールや、歴史について学んだ後、バスで実際に人々が住んでいる地域を見学しました。「アーミッシュバギーライド体験(馬車)」では、馬車に乗った子どもたちが、馬車を運転するアーミッシュの御者へ「どうして電気を使わないの」「どうして自転車に乗らないの」と様々な質問をしていました。
子ども達にとってこの3日間は、「自然と共に暮らすことの素晴らしさ」「現代の生活の便利さ」を深く考える貴重な機会となりました。
4年生の学級園では、理科の授業に出てくる「ヘチマ」を育てています。まずは牛乳パックに土を入れ、種を撒きました。なかなか芽を出さない「ヘチマ」に毎日水をやり、心配そうに見つめる子どもたち。やっと芽を出して大きくなると、今度は学級園へ引っ越しです。植え替えたヘチマは元気に育ってくれるのでしょうか。休み時間になると「ヘチマ元気かなぁ。」と言いながら、様子を見に行く姿が見られます。ヘチマの他にも、「キュウリ」と「トウモロコシ」を栽培しています。ランカスターでの移動教室でアーミッシュの人々が実際にトウモロコシを育てているのを見て、日に日に収穫への期待が高まっています。自分たちの学級園を大切に、温かく見守っている4年生達です。