今年度の５・６年生移動教室は「ワシントンD.C.とその近郊」へ行ってきました。ワシントンD.C.では、アメリカ合衆国初代大統領ジョージワシントンのプランテーションがあったマウントバーノンを見学し、レストランでは当時を再現した料理をいただきました。当時の暮らしに思いを馳せ、美味しい料理にお腹も満たされました。スミソニアン博物館では３つのグループに分かれ、それぞれが事前に計画したコースを周りました。その他にも、ホワイトハウスや国会議事堂、リンカーンゆかりの地等を訪れ、アメリカの歴史を見て、聞いて、感じることができた貴重な四日間となりました。また、移動教室を通して一緒に学び、生活した友達との絆も深まり、大切な思い出を作ることができました。

今年も「米作り」がスタートしました。4月下旬に種籾を選別して、教室で苗を育てました。小さな種籾から芽が出て、緑の苗が日に日に伸びていく様子に「かわいい！」とつい撫でてしまう姿も。田起こし、代かきを終え、５月１３日、ついに田植えを行いました。 　みんなにとっては初めての体験。田んぼに足を入れた瞬間、「うわっ」と声が上がりましたが、すぐに慣れたようです。ぬかるみに足を取られながらも、ヌルヌルした感触を楽しみながら、みんなで力を合わせてなんとか田植えを終えました。苗を植える作業は予想以上に難しく、稲作の苦労を身をもって体験したひとときでした。その後は交代で田んぼの水遣りをしています。この小さな苗が、黄金色の穂をつける日が楽しみです。秋の収穫まで大切に育てていくことでしょう。

幼少交流会で５年生は年中組にお邪魔しました。園児たちに楽しんでもらおうと、この日のために５年生は遊びを考えてきました。まずは「ジェスチャーゲーム」です。5年生が動物のものまねをすると、園児たちは元気よく手を挙げて、次々に答えていきました。そしてもう一つは「宝探し」。教室に隠してあるいろいろな形の折り紙を園児たちが探しました。恐竜の形や昆虫の形をした珍しい折り紙に園児たちは大興奮。楽しんでもらったあとは一緒にお弁当を食べました。すっかり仲良くなった５年生と園児たち。帰るときは「ありがとう」「また来てね」と手を振る園児たちの姿に嬉しい笑顔の５年生でした。