９月には、１・２年生合同での１泊２日の移動教室がありました。ニューヨーク校外のファームに滞在しながら、豚や牛、にわとりなどの動物への餌やりなどの働く体験や、荷物の整理など自分のことは自分でする、そして、２日間寝食を共にして一緒に過ごす友達との思い出作りなど、貴重な体験学習となりました。また、２年生は、１年生との縦割りグループのリーダーとしても大活躍でした。グループの先頭に立って、みんなに大きな声で指示を出す様子は、大変頼もしいお兄さんお姉さんでした。２日間の経験が自信となって、一回りも成長した２年生です。３年生に向けて、これからの学校生活を『えがおいっぱい　元気いっぱい　やる気いっぱい』過ごしていきます。

幼児部と小学部が同じ校舎で勉強するニューヨーク育英学園は、学園祭の合同での開催の他にも、幼児部と小学部との交流活動が盛んに行なわれています。１０月には、幼児部年中さんとの交流会がありました。１学期に続いて、２回目の交流でした。体育室にシートを敷いて一緒にお弁当を食べた後は、おもちゃや折り紙、お絵描きなどで、お兄さんお姉さんとなって一緒に遊んで過ごしました。年中さんよりも、つい遊びに夢中になってしまう姿も見られましたが、１学期よりも年中さんを気にかけている様子もあり、成長が感じられました。幼児部と小学部が同じ校舎で学ぶニューヨーク育英学園ならではの、子ども達同士の交流が深まる素晴らしい活動です。

１１月の学園祭では、２年生は「アナと雪の女王」を発表しました。９月に入り、子ども達に、今年の演目について提案した時には、ディズニーの大ヒット作でもあり、どの子も「楽しみだな。」、「何とかできるだろう。」という気持ちでした。しかし、実際に練習をしていく中で、場面ごとの着替えや一人ひとりの曲に合わせた動き、ダンスをはじめみんなで動きを合わせること、お客さんを意識した話し方など難しさを感じることも多く、大変苦労していました。それでも、毎日くじけず練習をがんばり、学園祭当日を迎えました。本番では、暗転してからの着替えや移動も含め、みんな大変一生懸命で素晴らしい演技でした。原作のディズニーを超える最高の発表となりました。