１０月に行われた校外学習では、１年生と一緒にりんご狩りに行きました。農園に到着した子ども達は、目の前にあらわれた広大なりんご畑に大興奮の様子。農園のいたるところに、真っ赤な大小様々なりんごが実っており、子ども達は各々に自分の気に入ったものを見つけ、袋に収めていきました。りんご狩りの途中には、自分で採ったりんごに思い切りかぶりつき、新鮮な秋の味覚を堪能した子どもたち。「おいしいね！」と満面の笑みを見せてくれました。また、１年生を先導したり、高いところにあるりんごをとってあげたりと、２年生として頑張る微笑ましい姿もあよく見ることができ、子どもたちの成長を感じました。一日の最後には、袋もお腹も心も、りんごでいっぱいに満たし、農園を後にしました。

生活科では、うごくおもちゃを作る活動を行いました。牛乳パックや紙コップなどの身近にあるものを使って、色々なおもちゃを作りました。活動の中では、おもちゃがよく動くように、材料をどのように組み合わせたら良いかと，子どもたちが考え工夫する姿がありました。また、活動のまとめとして、１年生を招待して「おもちゃまつり」を開くことにしました。国語の時間で学習したことも生かして招待状や遊び方の説明を準備したり、得点や各ブースの係なども子どもたちが考え決めました。おもちゃまつりが始まると、体育室は招待された１年生でいっぱいに。努力の甲斐あって，たくさんのおもちゃで遊ぶことができた満足気な１年生を見て，「おもちゃまつりを開いてよかった。」と２年生も笑顔を見せていました。

１１月に行われた学園祭では、２年生はテレビドラマでおなじみの「水戸黄門」を発表しました。時代劇をやってみたいという子どもたちの意見から決まったこの演目でしたが、長い台詞や古い言い回しを覚えたり、動きを合わせたりすることは予想以上に難しく、子どもたちは苦労していました。しかし、クラスみんなであきらめずに、一生懸命練習に取り組んだことで、一人ひとりがそれぞれの役に本物さながらになりきり、自信に溢れた表情で舞台に立つことができるようになりました。本番では、心のこもった素晴らしい演技と舞台をいっぱいに使った見ごたえある殺陣の場面で、会場を沸かせ、大きな拍手と共に劇を演じきることができました。