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2010年度 3学期 さくら組

SAKURA 2010 3


「自由遊び」

「自由遊び」

自由遊びに,カルタやすごろく,独楽などのお正月遊びを出しました。すごろくやカルタは文字を読む必要がある遊びなので,最初は子どもたちも難しく感じたようです。何度か,保育者が入って遊ぶうちに遊び方を覚え,そのままの文章を読むだけではなく,絵札から文章を想像して文を作って遊ぶようになりました。また,ひらがなの拾い読みにも興味を示し始めているので,字札を読む役も大人気でした。独楽も一般的な紐独楽の他,手で回せる独楽や簡単に回せる紐独楽で遊ぶ姿が多々見られました。伝統的な遊びは,出来るようになるまで時間の係るものもありますが,シンプルな遊びゆえの工夫が色々でき,さくら組さんもその遊びの楽しさに魅了されました。

「豆まき」

「豆まき」

2月3日は,幼児部3クラス集まっての節分の集いがありました。集いでは,各クラスで作った鬼のお面や豆を入れる升の紹介があったり,節分の起源についての話を聞いたりしました。それから,小学生が扮する鬼が保育室にやってきました。鬼の正体に気がつきながらも,やはり鬼は怖かったようで後ずさりをする子も多数いましたが,勇気を振り絞って「鬼は外!福は内!」と豆をまくことができました。泣きながら豆をまく子もいたので,鬼が退散していくと子どもたちから「やったぁ!!」と大歓声があがりました。昼食時には,年の数に1を足した数の豆を食べました。節分は一年間の無病息災を願う年中行事ですので,大切にしていきたい日本文化の一つですね。

「七段飾り」

「七段飾り」

3月3日の桃の節供に向けて,さくら組保育室に七段飾りを出しました。なかなか見ることがない七段飾りに,子どもたちは大興奮でした。子どもたちは話す間もなく,雛人形が壊れやすいものであることや,大事なものであることを理解していました。人形に近づいてじっくりと観察したり,そっと触ってみたり,雛人形と一緒の生活を上手に過ごすことができました。時々,誰かがふっと立ち止まって人形を見ていると,どんどん友だちが集まり,かわいい会話も聞こえてきました。本物の人形だからこそ,感じることが多々あったのではないでしょうか。さくら組さんももうすぐ初めての進級です。さくら組さんがもつ,美しいものを慈しむ気持ちや優しい気持ちを大切に,これからも大きく成長していってくださいね。

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