メニュー

2011年度 3学期 さくら組

SAKURA 2011 3


「おもちの墨絵」

「おもちの墨絵」

3学期が始まり,学園の廊下には小学生の書いた書初めが飾ってありました。廊下を歩くたびに子どもたちは,「大きい紙だね。」「上手だね。」など,書初めを見ては話をしていました。そこで,子どもたちに「じゃ,みんなも描いてみようか。」と声をかけるとみんな大喜びで,まるで自分たちもお兄さん,お姉さんの仲間入りをした気分だったようです。
 製作に入ると,墨の香りを楽しんだり,和紙の感触に「ふわふわしてやわらかい紙だね。」とそっと触ったりしていました。また,筆を持ち描き始めると,いつもより背中をピンと伸ばして一生懸命に描く子どもたちでした。仕上げは保育士と一緒に筆で名前を書き,その出来上がった作品を眺めながら「早くお母さんやお父さんに見せてあげたいな。」と誇らしげにつぶやく姿が印象的でした。

「節分」

「節分」

2月3日の節分の集いでは,節分クイズに挑戦したり,クラスで作った鬼のお面を紹介したり,豆まきについてのお話を聞いたりしました。中でも,節分○×クイズので,“鬼の嫌いなものは「かみなり」である”という問題に自信をもって“まる~”と答え,正解は「まめ」と聞いて,“あっ,そうだった~”と悔しそうにする姿はかわいらしいものでした。
園庭での豆まきでは,鬼役の先生にびっくりして泣き出し,保育者に必死にしがみついていたり,エプロンの中に隠れたりする子や,逆にまったく怖がることなく“鬼は外”と元気に豆をぶつけている子,など様々でした。
 その後、お弁当を食べながら“鬼,怖かったけど,楽しかったね。”と話す子どもたちの笑顔を見て,みんなの心の中の“鬼”は逃げていったのだろうな,と思いました。

「おひな様」

「おひな様」

2月に入り,さくら組に大きな七段飾りのおひな様が飾られました。あまりに大きく立派なひな人形に子どもたちは目を輝かせ大喜び。毎朝登園するとひな人形を眺めては,“これが,3人官女だよね。”“右大臣のお人形は顔が赤いんだね。”など,歌を通して覚えた人形の名前を話していました。
 また,ひな人形の製作の時には,何度も本物のひな人形を眺めて “同じだね。”と嬉しそうに丁寧に作り上げる子どもたちでした。出来あがった作品はみんなの自慢の一作となったようです。これもきっと本物の大きなひな人形を毎日眺めていたからでしょうね。
3月2日に行われたひな祭りの集いでは,子どもたちの健やかなる成長を願い,ひなあられと白酒の代わりに用意されたカルピスで盛大にお祝いされたのでした。

代表お問い合わせ