太陽の日差しが柔らかい春、すみれ組では野菜の苗を植えました。クラスで相談し、植える野菜は「ミニトマト・エダマメ・オクラ」の３種類に決まりました。どんな匂いがするかな？と植える前に苗の匂いをくんくん。「トマトの匂い！」「キュウリみたいな匂いかなぁ」とそれぞれ違うことに気付きました。匂いが違えば植え方も違う！土のかぶせ方や水の量などを皆で確認し、いよいよ苗植えです。プランターに敷く石を集めたり、みんなで大きくなぁれ！とおまじないをかけたりして、無事にすみれ菜園が完成しました。
毎日お当番さんが責任を持って水やりをしている甲斐あって、野菜は順調に大きくなっています。子どもたちは外あそびに行くたびに「お花が咲いてる！」「背が高くなったね」と、成長を喜んでいます。美味しい野菜が実りますように！

昨年に引き続き、学園からスクールバスで１０分ほどのところにある森へ出掛けています。今年度第１回目の今回は、初めて訪れる白のトレイルを歩きました。倒れた木の根っこの大きさに驚いたり、ぬかるんだ道は石の上を飛びながら進んだりと、まるで森の障害物競走のようなコースに子どもたちは大喜びでした。
そして今回はなんと、バイオリンの講師をお招きして森の中で演奏会も開かれました。新緑の美しい木々にぐるりと囲まれた森の真ん中で、聞き馴染みのある童謡や、バイオリンの音が引き立つクラシックなどに耳を傾けました。木々にこだまして響くバイオリンの調べは室内で聞く音とはまた違い、それにフルートと鳥たちのさえずりがバックミュージックとなって加わり、それはそれは素敵な演奏会となりました。

いつもとは違う保育室の雰囲気にどことなくソワソワ、ちょっぴり照れた様子で登園してきた子どもたち。そんな緊張も、お父さん・お母さんと一緒に「♪かえるのうた」の輪唱をするとすっかりほぐれていつもの笑顔に戻りました。気分が乗ってきたところで、本日の活動、割り箸クラフトのＹ字パチンコ作りの始まりです。子どもたちが割り箸を持って、お父さん・お母さんが輪ゴムで固定…見事な連携で、立派なＹ字パチンコが完成しました。
手作りおもちゃが完成した後は、みんなで的当てゲームです。グループごとに分かれて、親子で力を合わせて的を狙いました。思ったところへなかなか飛ばず、大人も苦戦したこの的当てでしたが、当たると自分のグループでなくてもクラス全体で盛り上がる、和やかな雰囲気のゲーム大会となりました！