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河野 雄山(かわの ゆうざん) さん

卒業生インタビュー:ようこそ先輩!

プロフィール

河野 雄山さん

名前の由来は、漫画『美味しんぼ』の登場人物の海原雄山から。六年間の海外生活経験あり。
趣味は、ゲームをしたりアニメを見たり、YouTubeを見たり音楽を聴いたり、一人でいろいろな場所に行くこと。
好きなゲームは『ポケットモンスター』(特に『サン&ムーン』)や『星のカービィ』(特に『ロボボプラネット』)、アニメは『ソードアート・オンライン』。
好きな音楽は、井上陽水さん、鈴木雅之さん、村下孝蔵さん、布施明さんの曲。
これまでに、日本帰国時に鎌倉や奥日光などへの一人旅を楽しんだ。

NY育英学園に在籍していた期間(学年や在籍部門)を教えてください。

 私は小学六年生の秋から中学三年生の夏まで、おおよそ三年間、育英サタデースクールマンハッタン校に在籍させていただきました。

 

学園での思い出の中で、特に印象に残っている授業や行事、先生とのエピソードがあれば教えてください。

 中学三年生の夏には、運動会で司会を務めさせていただきました。いくつかミスをしてしまったのですが、「とても良かったよ」と言っていただけたことが印象に残っています。

 

NY育英学園で学んだことの中で、今のご自身にとって特に役立っていると感じることは何ですか?

 私の中で一番役に立ったのは数学です。何せ私は英語が全くダメで、現地校ではなかなか理解が進みませんでした。そんな頃、サタデースクールで日本語で算数を学べる場があり、ちょうどその内容が次の週に現地校の授業で出てくることも多く、「何をすればよいのか」が分かりやすく、学びやすかったのです。ですので、私にとってサタデースクールでの算数・数学が一番役に立つ授業でした。

 

NY育英学園で学んだことは、その後の学びや進路にどのように役立ちましたか?

 学園で学んだ中でも、社会や国語を通して得た「本の背景への理解」や「正しい解釈を促す力」は、小説などの文学作品を読む上で、なくてはならない知識だったと考えています。

 

NY育英学園での学びが、海外での生活にどのような影響を与えたと思いますか?

 学びとは少し違うかもしれませんが、前述の通り、私は英語ができず、しかも拙い英語を話したくないという面倒な性格のため、最初は友達を作ることができませんでした。そのような中で、サタデースクールで出会った日本語と英語の両方を話せる友達の存在はとてもありがたいものでした。今でこそ現地校でも友達を作ることができましたが、当時英語が話せなかった私にとって、彼らの存在はとても貴重でした。もし彼らがいなければ、私の性格はもっと内向的になっていたかもしれません。(笑)

 

今後の進路や、その進路を選んだ理由について、差し支えない範囲でご紹介いただけますか?

 今年の9月から、慶應義塾ニューヨーク学院(高等部)へ進学します。理由は、私の夢の実現に向けての一助となっていただけると考えたからです。ただ、慶應義塾に進学することも、学園での学びがなければ不可能だったかもしれません。

 

最後に、在校生や保護者の方々、また入学を検討しているご家庭へメッセージをお願いします。

 お子様方が今後、日本とどの程度つながりを持つのかは分かりませんが、子どもの頃に日本語や日本の文化を学んでおくことが、将来とても役に立つこともあるかもしれません。先生方はとても真剣に教えてくださるので、とてもいい経験だと思います。

司会を務めた中3時のサタデースクールM校の運動会 日本各所への一人旅:日光明智平、日光東照宮、高尾山、ひたち海浜公園

 

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