社会科の「工場で働く人々」の学習をするため，ニュージャージ州にあるハウスフーズ工場に行ってきました。初めての工場見学とあって子ども達はドキドキの連続でした。まずはなんといっても巨大な機械類が整然と並び，そこから流れるように豆腐が出来てくる姿に感動しました。そして，商品のパッケージに記入されている賞味期限がレーザーで印字される様子を見たり，普段目にすることの出来ない包装される前の巨大な豆腐を見たりとたくさんの驚きがありました。中でも，目にしたことのないほどのたくさんの大豆がどんどんと機械に吸い込まれていく様子はまさしく圧巻で，子ども達の胸の中に印象深く焼きついたようです。そして，お店では購入できないざる豆腐と新商品の豆腐しらたきを最後に頂き，とても楽しい校外学習となりました。

子ども達が大好きな理科の実験で，3年生の学習内容の一番最後を飾るのが「じしゃくのふしぎをしらべよう」です。今回の実験は砂鉄を用いることで，じしゃくの引き付ける強さを視覚的に確認しようというものです。白い紙の下に棒磁石を置き，その上から優しく砂鉄を振りかけていくと見る見るうちにきれいな模様が白い紙の上に現れてきます。子ども達はその様子を見ながら，「うわーすごーい」「紙の上に砂鉄が立ってる」とそれぞれ思い思いの感想を言いながら，その模様の美しさにしばしうっとりとしていました。そんな中，じしゃくを動かしながらその動きに合わせて紙上で動き回る砂鉄を見て，ある子が「ペットが出来たみたいだなあ」と笑顔でつぶやいた発言がとてもかわいく印象的でした。

国語の授業「しりょうから分かったことを発表しよう」という授業の一環として，子ども達自身がスマートボードを活用し，2年生に「今と昔の給食の時間の違い」について発表しました。写真を大きくしたり小さくしたり自由自在に資料を操れるとあって，子ども達の発表もいつも以上に工夫が凝らされました。また，写真操作だけではなく，写真上に自由に文字や記号を書き込んだり消したりすることも出来るため，それらの機能を十二分に活用して，聞き手を意識した分かりやすい発表を全員することが出来ました。資料を上手に活用した発表に2年生からたくさんの「とってもわかりやすかったです」というお褒めの言葉をもらい満面の笑みを浮かべた3年生でした。