3rd 2014 3
冬は毎年恒例のなわとび活動。初級から始めた個人のなわとびカードも全員が中級に上がり,上級に挑む子も続出しました。そんな中,2月に行われた長縄跳び大会。3年生の目標は,3分間で200回。短い練習時間で,ぐんぐん記録を伸ばして,迎えた本番。当日,緊張のスタートも,その後2分を過ぎるまで,一回も躓かずに,見事に集中を続ける子ども達。どんどん回数を重ね,気づいた時にはタイムアップ。そして,結果は2013年度に出された273回にはあと一歩及びませんでしたが,堂々の265回。最高記録こそ塗り替えることは出来なかったものの,クラスの団結,やればできることを実感し,なわとびの楽しさを身にしみて感じた思い出の大会となりました。
今までお世話になった6年生を元気に送り出すために,子ども達自身が考え出したおもてなしは,ミステリー寸劇でした。台本から自分たちで作り上げたその内容は,タクシーに乗ったお客さんが,強盗に宝箱を奪われ,名探偵が事件を解決するというものです。強盗の特徴は,電車の運転手と野球選手。タクシー運転手,探偵,サッカー選手,ポリスなども登場し,個性豊かなキャラクターがいっぱいのテンポの良い劇は,他のクラスのたくさんの子ども達から「面白かった。」と大絶賛。大切な宝箱の中身は「6年生いままでありがとう!」と大きく書いたメッセージ。最後に心を込めて「すてきな友達」の歌の大合唱で締めくくり,感謝の気持ちを伝えることが出来ました。
NJ州にある豆腐工場に出かけました。子ども達は,「すがたをかえる大豆」という国語科の学習からすでに豆腐が大豆から作られていることは知っていたものの,実際に豆腐が作られる過程を見ることは今回が初めてでした。機械を使って,大豆が水に浸されて膨らんでいったり,豆腐がきれいにかたどられていったりする様子を興味深く見入っていました。そして,一つひとつの豆腐の形,品質が人間の手でしっかりとチェックされた上で,やっと豆腐が店頭に並ぶということを知ると,商品として売られるまでのたくさんの見えない作業に感心していました。また,機械の力だけでなく,工場で働く人,大豆を作る農家の人など,豆腐作りに関わる全ての人の力を大切にしていることを知り,一つの豆腐を作るまでにたくさんの人の努力があることを学んだ3年生でした。