2017-1 3rd Grade Class
社会科授業の一環で「地域探検」に行きました。事前学習では、いろいろな地図記号について学び、自分達でオリジナル地図記号も考えて準備完了。みんなが楽しみにしていた探検に出発です。毎日通う学校周辺の地域には、知っているようで知らないことがたくさんありました。子どもたちは、事前学習で用意した地図を見ながら道を進み、道路の広さや周辺の建物などを記録しました。途中には、方位磁針を使って東西南北の方角や、自らの位置を確かめながら、歩いていきました。40分ほど歩いたところで、ピザ屋さんの前を通りかかると、店主のおばあさんがみんなを店の中へ招待してくれました。そこで、出来立てのピザをご馳走していただきました。想定外のうれしい出来事に感動した子どもたちは、地域探検を心から楽しんでいるようでした。
5月14日に、みんなが楽しみにしていた運動会が行われました。広いスタジアムに来た、たくさんの観客を見て、子ども達は緊張している様子でした。しかし、競技が始まると、赤組も白組も大きな声で仲間を応援し、チーム一丸となって運動会を楽しみました。
毎日一生懸命に練習を重ねてきた応援合戦では、高学年が考えた応援ダンスを踊りました。そして、最後に勝った白組も、負けた赤組も、お互いの健闘を称えあいました。
全日制小学部の児童とサタデーニュージャージー校の児童が一緒になって走る「徒競走」では、白熱の勝負が繰り広げられました。子ども達の表情は真剣そのもので、スタート前には緊張感が漂っています。子ども達は、60メートルの距離を最後まで全力で走りぬけることができました。
3年生にとって新しく始まった理科授業では、モンシロチョウを育てました。虫が好きな子ども達は大喜びです。しかし、虫が嫌いな子ども達からは、幼虫を見ると、「やだー!」と叫び声が上がりました。
モンシロチョウが元気に育つためには、キャベツの葉を交換するなど、毎日の世話が欠かせません。最初は、恐る恐るキャベツの葉を交換していた子ども達でしたが、毎日世話をしているうちに、虫への愛情が湧き、最後にはとても大切な存在となりました。幼虫がさなぎになると、羽化する瞬間を見てみたいという気持ちが高まります。そして、10日ほどが過ぎたある日、ついに感動の瞬間がやってきました。さなぎからチョウが出てくると、教室に「やったー!」という声が響き渡りました。みんなが育てたチョウは元気に羽ばたいていました。