2017-3 1st Grade Class
ニュージャージーの冬はとても寒く、毎年積雪があります。1年生は、生活科の学習の一環で、冬の遊びや雪遊びを行いました。クラスでどんな遊びをしようか話し合い、スノーブーツやジャケットを身に着けて、準備は万端。1年生は、雪いっぱいのグランドに飛び込みました。膝まで埋もれてしまうほど積もった雪に大興奮の子ども達は、雪合戦やそり滑り、雪だるまづくりなどを楽しみました。中でも盛り上がったのは、雪の上での鬼ごっこ。鬼は雪玉で友達をあてることもできます。いつもとは違い、思い通りに動くことができないグランドでも、元気いっぱい走り回った1年生でした。たくさん遊んだ後には、教室で、楽しかったことをしっかり作文に残しました。
3学期のオープンハウスでは、国語の学習のまとめとして、お店屋さんごっこをすることになりました。お買い物好きのお母さんお父さんのために、1年生がオープンしたのは、高級百貨店「Takecy’s」。子ども達は百貨店のスタッフとして、一人ひとりがお店を考え、看板や商品を作りました。当日は開店前にスタッフがずらりと並び、「いらっしゃいませ!」の掛け声と共にお買い物がスタート。たくさんのお客さんで大賑わいの一年生教室となりました。なかなか品物が決められないお客さんには「こちらがお似合いですよ。」とおすすめの商品を紹介したり、買い渋っているお客さんには「安くしましょうか。」と値引きをしたりなどと、まるで本当のお店屋さんのように、工夫して取り組む子どもの姿もありました。
2月に、毎年恒例の長縄跳び大会が行われました。3分間で長縄を何回跳ぶことができるのか、各学年が目標回数を設定して記録に挑戦しました。1年生は、150回を目標に体育の時間や休み時間に練習をしました。大会の週に入ってからは、クラス全員が積極的に練習に参加するようになり、跳ぶ回数が増えていきました。「みんなで力を合わせたら、絶対跳べるよ。」と声を掛け合いながら、練習に向かう姿が印象的でした。そして、挑んだ大会本番。1年生は、トップバッターという緊張感の中、力を合わせて148回という歴代最高記録を達成することができました。惜しくも目標に届かない結果となりましたが、「自分の力を信じる」「仲間と助け合う」ことの大切さをこの縄跳び活動で体験することができました。