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2018年度 1学期 5年生

2018-1 5th Grade Class

育英ペアで新入生歓迎遠足

育英ペアで新入生歓迎遠足

 4月23日、澄みわたる青空の下で行われた、春の新入生歓迎遠足。5年生は、新しく入学したばかりの1年生と「育英ペア」を組み、ブランチブルックパークへと向かいました。到着すると、満開の桜に出迎えられ、ようやく訪れた春を体いっぱいに感じられる遠足日和となりました。5年生となり、高学年の仲間入りをした10人は、新年度の初日に高学年としての自覚や下級生の手本となる言動について、クラスで話し合いをしました。6年生と一緒に学園を引っ張っていく存在となる決意をした5年生は、この日もやさしく声をかけ、1年生の荷物を持ってあげたり、身支度の手助けをしたりして、高学年としての頼もしい姿を見せました。育英ペアの手を引いて歩く5年生は、何だか照れくさそうな表情でしたが、1年生のかわいい姿に笑顔溢れる遠足となりました。

学級園の田んぼで稲作!

学級園の田んぼで稲作!

 ニューヨーク育英学園では、5年生の社会科の一環として、米作りの活動に取り組んでいます。4月には種もみの選定を行い、プランターにまいて苗を育てました。その間には、5年生の学級園である田んぼにて田おこしや代かきにも挑戦。慣れない道具を使い、手作業での稲作準備に悪戦苦闘しました。種もみをまいてから約3週間たった5月15日、苗が十分な大きさに育ち、ついに田植えの日を迎えました。靴下を履いて、水をはった田んぼに入った子ども達は、歓声をあげました。教室で育てた苗を手に持ち、棒の印を目印に丁寧に植えていきます。初めはぎこちない様子でしたが、最後には慣れた手つきでスムーズに作業を進めました。泥の冷たさや土のにおい、苗の強さを肌で感じる、とても貴重な体験となりました。

ジョン万次郎の軌跡

ジョン万次郎の軌跡

 5月22日から25日、5年生は6年生とともにプリマス・ボストン方面へ移動教室に出かけました。3日目にはフェアヘブンを訪れ、19世紀のアメリカでたった一人の日本人として懸命に学問に励んだジョン万次郎のゆかりの地を回った。遭難した万次郎を救ったウィットフィールド船長の家からスタートしたトレイルツアー。船長や万次郎の部屋を見学し、家具や道具を見ながら当時の生活を想像しました。また、万次郎が実際に学んだ当時の学校を訪れた一行は、展示されてある万次郎の書いたもの等を見ながら、万次郎の努力の感じることとなりました。今回の移動教室では、日本とアメリカの二つの文化の中で育つ自身と重ね合わせ、将来への活力と勇気を大いにもらう旅となりました。

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