2018-2 3rd Grade Class
楽しい夏休みが終わり、2学期が始まりました。3年生の子どもたちは、1学期に理科の授業で育て始めたひまわりの成長が気になっていました。いよいよ理科の授業が始まり、学級園を見に行く時間になりました。1学期に種を植えて、毎日愛情を込めて水やりをしてきたひまわりの成長を早く見たいと思う楽しみな気持ちと、「ちゃんと育っているかな」「動物にいたずらされていないかな」と少し不安な気持ちで緊張気味の子どもたちです。みんなで一緒に見ようと約束し、下を向きながら3年生の学級園の前につきました。「せーのっ!」と声をかけて、みんなで一斉に顔を上げると、子どもたちの身長よりも大きく育ったきれいなひまわりが咲いていました。
10月に幼小交流昼食会が行われました。今回の交流では、年少さくら組の幼稚園児たちと一緒にお昼ご飯を食べた後に、3年生が絵本を読んであげたり、遊んであげたりする姿が見られました。ご飯がなかなか進まない園児には、優しく声をかけながら、横に座って食べるのを手伝ってあげる3年生もいました。1学期の交流会の時よりも、更に成長した3年生でした。さくら組の幼稚園児たちは、3年生のやさしいお兄さん、お姉さんと交流することができて、大喜びです。交流の最後には、さくら組さんが、学園祭のために取り組んでいるダンスを一緒に踊りました。ダンスが終わると、「また遊びに来てね!」と幼稚園児たちからうれしい声が上がりました。
学園祭に向けての準備を始めた当初、「どんな劇にしたいか」を話し合った時、子ども達から「お客さんが楽しめる劇にしたい。」「お客さんに笑ってほしい。」という、見ている人たちのことを一番に考えた意見が出てきました。そして、学園祭の目標は「見に来てくれたお客さんに楽しんでもらう」ことに決まりました。その目標を達成する為に、細かいところまでこだわって準備をしようとクラスが一丸となり、様々なアイデアを出し合いながら練習を重ねてきました。そして迎えた本番、みんなで努力を重ねて作り上げてきた「とこやにいったライオン」の劇が終わった瞬間、会場には大きな拍手が響いていました。上演中は、お客さんの笑い声が会場に響き渡り、劇が終わった後にはたくさんの人達から「楽しかった!」というお褒めの言葉をいただきました。