卒業式を一週間後に控えたこの日、「６年生を送る会」がありました。各学年が、卒業を迎える６年生に感謝の気持ちと応援メッセージを込めて、劇や歌、ダンスをプレゼントしました。１年生は、最後に全校児童で一緒に遊ぶ機会を作ろうと、「ボスを見つけよう」というゲームを行いました。６年生には探偵になってもらい、他の児童の中から決められた一人のボスを見つけなければなりません。短い時間でしたが、ゲームは大成功。見事ボスを見つけた６年生は宝箱の鍵を手に入れ、箱を開けます。中からは、「いままでありがとうございました」の文字が。６年生への感謝の気持ちをクラス皆で元気いっぱいに伝えることができました。そして、いよいよ卒業式。本当にお別れの日がきてしまいますが、立派に卒業していく６年生を、１年生の子ども達も、しっかりとした姿勢で送り出したいと思います。

　３学期のオープンハウスでは、１年生は毎年、国語や算数の学習のまとめとして、お店屋さんごっこを行っています。お買い物好きのお母さんお父さんのために、今年度の１年生がオープンしたのは、高級百貨店「竹島屋」。子ども達は百貨店のスタッフとして、一人ひとりがお店を考え、看板や商品を丁寧に作りました。当日は１年生特製の紙幣と金のお財布を持ったセレブなお客様が廊下に行列を作りました。開店後は、お店にはお客様が殺到し、売り切れのお店も続出。たくさんのお客さんで大賑わいの一年生教室となりました。「一つ買ったらもう一つもらえます。」「ポイントカードがもらえます。」など、まるで本当のお店屋さんのように、お客さん集めに工夫して取り組む子どもの姿がありました。竹島屋には年長ひまわり組の子ども達も来店し、たくさんのお買い物をして帰っていきました。

　２月に、毎年恒例の長縄跳び大会が行われました。３分間で長縄を何回跳ぶことができるのか、各学年が目標回数を設定して記録に挑戦しました。１年生は、昨年度の記録更新１４８回を目標に体育の時間や休み時間に練習をしました。練習が始まった日から１年生のやる気は十分で、友達同士で声を掛け合い、休み時間の多くを練習に費やしているほどでした。「自分の力を信じる」「仲間を信じる」「クラスのみんなで助け合う」を合言葉に練習を続け、いよいよやって来た大会本番。１年生は、トップバッターという緊張感の中、力を合わせて１９４回という歴代最高記録を達成することができました。歓喜の中、「もう少しで２００回だった。」と更に上を目指そうとする言葉もあがり、１年生は大会後も、来年度に向けて練習を続けています。