2018-3 5th Grade Class
マンハッタンにあるFujisankei Communications Internationalへ放送局見学に出かけました。国語科と社会科で、メディア産業の仕組みや役割についての学習の一環として実施しているものです。実際にニュース番組を収録するスタジオへお邪魔し、そこではキャスターやカメラマン、そして映像を切り替えるスイッチャーの3つの役割を体験。カメラの前に立った子ども達は、自身の背景にニューヨークの景色や天気図が合成された映像を横目で確認しながら、緊張の面持ちで天気予報の原稿を読み上げました。すぐ横には久下香織子キャスターが待機してくださり、目線や声の高さなどを直々にご指導いただきました。学園に戻り実際にウェブサイトで放映されている、久下キャスターのニュース番組を視聴し、子ども達からは「さっきまでいたスタジオだ!」「目線や声の出し方が全然違う!」という声が聞かれました。プロのキャスターのすごさを改めて感じる機会となったようです。
ティーバックに入れた食塩を、水の入ったビーカーに浸ける実験から始まった、理科の「もののとけ方」の単元。子ども達からは「もやもやしたものが出てきた!」などの声が聞かれました。その後、食塩とホウ酸が水にどれだけ溶けるのか、溶けたものを取り出すにはどうすればよいかを調べました。安全管理上、ゴーグルをかけて実験を行います。メスシリンダーやピペットなどの実験器具を使い、水や食塩、ホウ酸の分量を量る子ども達の目は真剣そのもの。今日ではテクノロジー化が進み、スマートボードやタブレットなどで映像や写真を簡単に見ることのできる環境が整っています。しかし、理科の授業では特に、可能な限り子ども達の手を動かし、実物を「見る」「におう」「触る」などの五感をフルに働かせる活動を取り入れることで、子ども達の「体験」として記憶に残り、学力の更なる定着を図ることができると考えています。
2月14日(木)には、長なわとび大会が行われました。昨年、4年生のときに歴代最高記録の353回をたたき出した子ども達とあり、その記録を超えたい!と担任も驚くほどの気合いが感じられました。5年生はこの日のために、約1ヶ月前から自分達で練習スケジュールを組み、クラス全員で練習に取り組んできました。様々な行事の準備や漢字テストなどにより、休み時間に練習ができない日も続きましたが、この日までやる気を切らさず、がんばってきた5年生。今年度初めての計測では、3分間に194回だった記録も、練習では330回にまで回数を伸ばし、大会当日の目標を350回と掲げたものの・・・。公式記録297回で、無事大会を終えました。子ども達からは「くやしい!」「もう1回やりたい!」などと、不完全燃焼の様子が見て取れましたが、全員で一致団結して取り組んだことに大きな拍手をおくりたいと思います。