5月11日（土）に全日制小学部、サタデー小・中学部合同大運動会が行われました。４月に小学校に入学した１年生にとって初めての運動会は晴天に恵まれ、子どもたちの笑顔が輝く１日となりました。1年生が出場する種目は、徒競走・玉入れ・かこみゲーム・借り人競争・リレーなど盛りだくさんです。競技中には18名全員が、元気に一生懸命走る姿や、大きな声で仲間を応援する姿が見られました。そして、お昼ご飯の後には、いよいよ応援合戦が始まります。みんなで毎日練習してきた成果を発揮しようと、１年生の子どもたちは真剣な表情です。６年生の応援団長の「いくぞー！」という掛け声とともに、応援合戦が始まると、赤組も白組もいきいきと踊り、応援席からは大きな拍手が送られました。

学級園では、「ジャガイモ」を栽培しています。４月に初めて学級園を見たときには、土が固く雑草も生えていました。まずは、ジャガイモを植えるために、学級園の整備から始めました。みんなで役割分担をして、協力しながら学級園を整えました。そして、整備した学級園に「畝」を作り、種芋を植えました。雑草が生えないようにマルチングシートをかぶせたら準備完了です。子どもたちは、芽が出る日を心待ちにしながら、毎日観察を続けました。ある日、いつものように学級園の畝を観察していると、マルチングシートに昨日まではなかった膨らみを見つけました。膨らんでいる部分を慎重に切ってみると、中からジャガイモの芽が出てきました。子どもたちは、その後も、毎日大きくなるじゃがいもの観察を続けています。

　体育の授業では、鉄棒に取り組んでいます。１年生の子どもたちは鉄棒が大好きで、いつも体育の時間を楽しみにしています。技を習得するたびに「てつぼうがんばりカード」に◎のしるしをつけることができます。１つでも多くの技ができるようにと子どもたちは練習を重ねています。今、子どもたちが夢中になっている技は「地球回り」です。さかさまになって握力だけで自分の体重を支えなければいけない難しい技に、真剣な表情で挑戦する１年生の表情は輝いています。子どもたちは、鉄棒の授業を通して、あきらめずに取り組むことの楽しさや、大切さを学ぶことができました。この経験は、今後の勉強や運動にもきっと役に立つことでしょう。がんばれ！１年生！。