４月から２年生としてひとつ学年が上がった子どもたち。初めて１年生と交流したのが『学校探検』でした。「１年生のときどうだった？」「何をしてもらったっけ？」と思い出しながら学校クイズを考え、どんなふうに案内してあげるかを話し合いました。当日はオフィスや会議室、ESLルームなどいろいろな教室をまわり、先生たちからも話を聞くことができました。「次どこに行きたい？」「また昼休みいっしょに来ようね。」など優しい言葉も聞こえてきました。最後には昨年育てたアサガオの種をプレゼント。終わった後には「楽しんでくれて嬉しかった！」「少し緊張した。」などの感想が聞けました。これからも下級生やまわりの友だちの立場に立って声をかけたり、行動したりすることを身につけてほしいなと思います。

　春の訪れを感じさせるあたたかいお話「ふきのとう」。２年生の国語の一番はじめの学習です。冬から春への移り変わりや、登場人物のそれぞれの気持ちを考えながら、読み進めていきました。はじめはただ読んでいるだけだった子どもたちも、だんだんと気持ちをこめて読めるようになっていきました。そして学習のまとめとして行った音読劇。「どんなふうに読む？」「もっとひそひそ声のほうがいいよ」「太陽は高いところから言ってみて」などとそれぞれの考えを出し合いながら相談していました。声のトーンをかえてみたり、体を使って表現したり、グループごとにおもしろい工夫が見られ、子どもたちが一生懸命考えたことが伝わってくるとてもいい音読劇になりました。

　今２年生の学級園には、トマト・きゅうり・とうもろこしが植えられています。４月には草取りと土入れ。そしてまず教室で苗を育てました。毎日毎日観察して、２週間ほどたったある日・・・「芽が出たー！！」とみんなで大騒ぎ。それからは国語の「かんさつ名人になろう」の学習で習った、色・形・大きさなども詳しく観察できるようになりました。「ギザギザの葉っぱが出てきた。」「茎の下の方がだんだん赤っぽくなっている。」「１５cmも伸びたよ！」「なんだかコーンスープみたいなにおいがする・・・！？」と、感想も様々です。日直も毎日水やりをがんばっています。「早く大きくならないかな～。」「早く食べたいなぁ～。」と待ちきれない様子の子どもたちです。元気に育ってくれると嬉しいなと思います。