楽しい夏休みが終わり、２学期が始まりました。そして、2学期最初の行事は、子どもたちが楽しみにしていた遠足です。今回の遠足では「リバティーサイエンスセンター」に行ってきました。現地では学年縦割りの７つのグループに分かれて見学を行いました。館内には、自然や科学の不思議を楽しむことができる、体験型の展示がたくさんありました。１年生は他学年の児童とも交流しながら、思う存分遠足を楽しんだようです。次の日には、今回の遠足で見学したことを、校内アートコンクールの絵画として描きました。１年生ではクレヨン、そして、小学校に入って初めて絵の具を使って絵を描きました。子どもたちは、筆の扱いに苦戦したり、バケツの水をこぼしてしまったりと、始めての絵の具を使っての絵画制作にとまどいながらも、生き生きとした作品を描くことができました。

1・2年生移動教室として、2日間にわたってハローファームで農場の仕事を体験しました。動物のエサやり、にわとりの卵拾い、牛の乳搾りなどの農場の仕事を通して、普段食べている物が自分たちの食卓に届くまでに、農場の人たちがどのようにして働いてくれているのかを肌で感じました。そして、食べ物に対して、これまでよりも更に感謝の気持ちを持った子どもたちでした。宿泊したキャビンでは「自分のことは自分でする」がルールでした。それぞれが自分の荷物を整頓したり、明日の準備や片付けをしたりすることができました。2日間という短い期間でしたが、移動教室を乗り越えた子どもたちの表情は自信に溢れ、とても頼もしく感じました。

　11月23日は学園祭の日です。この日のために、一生懸命みんなで準備をしてきました。目標は、「もう一度見たいと言われるくらい楽しい劇をすること」でした。本番では、目標達成を目指して、一生懸命に演技をする子どもたちの姿がありました。そして、みんなが力を合わせて完成した劇「みどりいろのたね」は、大成功のうちに幕を閉じることができました。劇が終わった後の子どもたちは、輝く笑顔で溢れていました。見に来てくれるお客さんのために、みんなで演技に工夫をして、何度も何度も練習をしてきた１年生。劇中には、子どもたちがステージで堂々と演技する姿を見て、お客さんから何度も拍手が沸き起こりました。小学校1年生の劇とは思えないほど、本当にすばらしい劇でした。