３学期の登校が始まり、毎年恒例の新年の行事が行われました。餅つき大会では、６年生が準備したお正月に関するクイズや裏庭での餅つき体験を行いました。書き初め大会では、気持ちを落ち着けて「明るい心」を筆に想いを込めて書きました。国語の学習ではお正月や冬の行事にちなんだカルタを作り、オンラインカルタ取りの活動を行いました。しかし、感染対策のためカルタを共有することができません。そこで、３学期から新しく授業に取り入れることになった「Kahoot!」を使いました。◯×クイズや４択クイズなどを作成したり出題したりして、ゲーム感覚で学習の振り返りをすることができるサイト・アプリです。作ったカルタをブラウザにアップロードして、読み札のクイズを作れば、あっという間に早押しクイズ型のカルタ大会の完成です。会は大いに盛り上がり、その後も様々な教科のクイズを自分たちで作っては、クラス内で発表をする子どもたちでした。

　オンライン期間が終了してからは、本格的に縄跳び活動が始まりました。毎年２月に行われる記録会や発表会に向けて、冬休みから各々が競技種目や好きな技に取り組みます。縄跳びカードには様々な技がのっており、自分のできる技から挑戦し、級をあげていきました。２月１日（月）からの縄跳び記録週間では、４年生の課題種目、後ろ交差跳びと二十秒間前跳びの記録を測定し、これまでの練習の成果を発揮しました。また、例年は長縄とび大会が行われますが、今年度は感染対策のために、リズム縄跳び発表会が開かれました。各学年が考えて演技したリズム縄跳びの動画を鑑賞しあいます。長縄跳び大会の実施は叶いませんでしたが、個人種目だけでなく、友達と呼吸を合わせて跳んだり、隊形移動や見せ方を考えたりなど、新しい発見や挑戦がある活動となりました。

　３月４日（木）に6年生を送る会が開かれました。今年は体育室では実施できませんでしたが、代わりにオンラインで出し物を見せ合いました。各学年、クイズや手品、感謝の言葉などを伝えました。４年生は、「６年生フリップクイズ」と称して、この一年間の６年生が携わった行事やニューヨーク育英学園についてのクイズを出題しました。司会の台本や問題、景品まで、約２週間かけてアイデアを出し合い準備をしました。音楽や出題、司会など細かく役割を分け、練習を行いました。実際に練習をしていると、オンラインならではのトラブルが多発。映像の乱れや音割れ、タイミングのズレなど、気づいた問題点を話し合い、６年生を楽しませることができるように工夫していきました。当日には、準備の甲斐があり、６年生にも大いに喜んでもらえたようでした。