2021-1 6th Grade Class
4月19日、例年の「春の新入生歓迎遠足」に代わる、「新入生歓迎お弁当会」を実施しました。6年生にとっては、最高学年として企画・発案や司会進行を務める、最初の学校行事となりました。恒例の法被とお面をかぶり、気合十分の9人。ただ外でお弁当を食べるだけでなく、その後にはクイズ大会、そして運動会の赤白発表など、1年生や下級生に楽しんでもらおうと、この日に向けて先週から準備を重ねてきました。6年生のアイディアとして、「音楽の選定は、1年生からリクエストを取りたい」「先生に関するクイズを作るのにアンケートが必要」などと、担任のアドバイスを元に、実施に必要な準備を子どもたち自身が考えました。本番を想定して学級でもリハーサルをした結果、自分の担当となった司会を、一人ひとりがしっかりと務め上げる様子が見られました。
6年生の理科「ものの燃え方」の一環で、どうしたらろうそくの火を灯し続けられるのか、という実験を行いました。昨年度はオンライン授業だった関係で、子どもたちは画面を通してしか実験が行えず、「生の」実験を体験することができませんでした。その分、子どもたちは実験が待ち遠しくてたまりません。教室の明かりを消し、ろうそくに灯された火を見てつい口を閉じ見とれてしまった6年生。ろうそくが入れられた筒にふたをすると…「あ~あ」。火は消え、ため息をつく子どもがいました。「どこかに穴を空けて」など、様々なアイディアが飛び出しました。ものが燃え続けるには空気が入れ替わる必要があることを、この実験を通して学ぶことができました。学級では、「生の体験」を大切にし、子どもたちの好奇心を刺激していく活動を行っていきます。
例年は小学部全員で実施する水泳教室ですが、今年度はCOVID-19の影響で、学年別での実施となりました。今年度はたった2回しか実施ができなかった水泳教室でしたが、その分この広いプールは9人で独り占め。クロールや平泳ぎなど、めいっぱい体を動かし、のびのびと泳ぐことができました。水慣らしの時間には、思ったより冷たい水に高い声を上げた6年生。6年生になった今でも、プールは子どもたちをワクワクさせる夏のメインイベントの一つです。前日にはそれぞれで自分の目標を決め、「何か1つのポイントでも上達したなと思える時間にしよう」と声をかけました。その目標を意識し、真剣に取り組む姿が見られました。最後にはご指導いただいた大村先生にもお礼を言い、無事に小学校生活最後の水泳教室を終えました。