生活科の学習の一環で、町探検を行いました。地域で働く人にインタビューするべく、街に繰り出した二年生。訪れた場所は学園近くのTOYOTAの販売店。お店に着くと、赤白ぼうしを被った子供たちが大所帯できたことに、お店の人やお客さんが驚いていました。お店で働くケビンさんとボブさん快く迎えてもらい、建物の中や、スタッフしか行けないようなお店の“裏側”を案内してもらいました。案内の後は、質問タイム！内容について班に分かれて何度も話し合い、それを英語に直して、ちゃんと言えるよう練習するところまで、全て自分たちで準備しました。難しい英語はクラスの英語リーダーを筆頭にたくさん調べて練習しました。知っているようで知らない、身の回りのお店の仕組みや、そこにいる人たちの働き方について知ることができた貴重な１日でした。

　校外学習として、９月の上旬に農場を訪れました。今回訪れたのは、ファイファーセンターという主に植物を栽培する農園。たくさんの種類の草花や果実。中には食べられる花や、様々な香りがするハーブ、そしてその植物たちを支える蜂の巣まで、自然を全方位から感じられる農園に、子供達は目移りしっぱなしでした。午後からは、農園を支える動物と、スタッフの方々のお手伝い。馬のトリミングや、馬小屋の整理、そしていつもは動物の力を借りて行う畑耕しを、自分たちの力だけで行うことにも挑戦しました。耕すための機械をいくら引っ張っても、硬い土に飲まれてなかなか進みません。「野菜とかってこんなに作るの大変なんだ」「農場の動物達は強いね。」と普段の食事への感謝を口にていました。その日の動物の世話にますます力が入る子供たちでした。

　生活科の「秋探し」を音楽科の学習と繋げ、秋らしいもので楽器を作ることにしました。秋らしいものってなんだろう？どうやったら探す？どう使う？音楽科の先生に事前に相談し、どんな楽器を作ろうかワクワクしながら「秋探し」に出かけました。学園の近くで、どんぐりや松ぼっくりを見つけ、その木や葉っぱの特徴を覚えて、遠くからでも楽器の材料が落ちていそうな場所を見つけました。持って帰ったものは、１週間ほど乾かし、水分や虫が残らないようにした後、いろんな容器に入れてマラカスや太鼓を作ったり、棒に結びつけて鈴を作ったりしました。作った楽器は、学園祭の演劇のエンディングで家族のみんなにダンスと共に披露しました。大小形様々な秋のものから奏でられる音は、まさに個性の光る２年生らしい音色となり、会場を魅了していました。