2021-3 2nd Grade Class
今年は、コロナの影響で毎年行われるスケート教室の予定を変更し、ニューヨーク育英学園では、ドカ雪コンテストが開催されました!このコンテストでは、毎年グラウンドに降り積もる雪を使って、クラス、集団、個人、各々が、思い思いの作品を作り、そのセンスやアイデアなどを競うというもの。巨大な造形を作るものや、小さいものをたくさん並べて神秘的に作るもの、雪の色や質感を使ったアイデア作品など、数々の素晴らしい作品が出品されました。2年生では、国語の時間を使って話し合いをし、「ねこ」をテーマにクラス全員で作ることに決定。みんなで設計図を作成するなど、0から完成まで全て自分たちで行いました。猫の胴体を浮かせたり、目や耳のパーツを考えたり、緻密な計画をたて、さあ作成!と思ったらなかなか思い通りにいきません。「雪がサラサラして固まらない!」「パウダースノーだからだよ!」「調べてみよう!」と自分たちで試行錯誤する逞しい姿が見られました!
この2年、オンライン環境に慣れ親しんだ2年生。課題や調べ活動でICTを使いこなす環境で、できることが増え、自信をつけてきました。そんな中、4年生から、「1年間の最後に、育英学園のみんなのために、楽しい時間を用意しました!ぜひ参加ください!」と招待されてやってきた体育室。そこにはたくさんの机とパソコン、その上に色とりどりのポップアップが。「全部よけられるか!ピンポンゲーム」「〇〇の大冒険!」など魅力的な題名とともに画面には面白そうな自作のPCゲームが用意されていました。2年生大興奮。みんなまじまじと見て周り、これと思ったポップの席に座り、準備OK!すると、「こんにちは、やり方を説明しますね!」とパソコンから声が!なんとびっくり、四年生の遠隔音声案内付き。これにはICT技術に自信をつけていた2年生も、あっぱれの一言。いくつものゲームを楽しんだ後は、「あんなの作られる4年生すごい!」「僕らも作られる様になりたい!」とさらなる意欲を燃やす2年生でした。
3学期は学習もまとめの学期。生活科の学習では、今までの一年、ではなく、生まれて今までの日々を振り返ろう!ということで、自分たちの生まれてからの軌跡を辿る学習を行いました。おうちの人や、昔からの知り合いにインタビューを行い、生まれた時の話や、初めて立った時の話など、記憶にないころの自分の話を聞き、それを新聞やパンフレットにまとめました。幼稚園も併設しているこの学園の良さを生かし、自分がお世話になった先生方にも幼稚園での様をたくさん聞くことができました。得た情報をまとめたものを作りながら、あるいは出来上がったものを見て、自分たちの知らない自分たちを知った2年生。「ちっさい時の〇〇さん“かわいい”!」「“子供”の頃、こんなだったんだー」と話す2年生。出来上がったものは日頃の感謝を込めて、おうちの人に渡すことになっていたのですが、複数人が週末ロッカーに忘れているのを発見した担任。まだまだ“子供”で“かわいい”ところが抜けない、2年生なのでした。