2022-3 2nd Grade Class
冬休みが開けた1月9日に、書き初め大会がありました。授業ではまだ使っていない習字セットを目の前に、少し緊張気味の子ども達でした。墨の匂いがする体育室で、正座をして書く書き初めは、なかなかアメリカでは経験できない体験でした。2年生のお題は「お正月」です。自分の身長の半分くらいある長い半紙に書こうとすると、なぜかお手本を見ながらでもとても字が小さくなったり、3つの文字のバランスがおかしくなったり。自分の書いたものを見て、「もう1枚書きたい。」と自分が納得するものを書こうと頑張りました。 鉛筆だと上手に書けるひらがなも、筆を使うとなかなかうまくいかず、ひらがなの「お」の柔らかさを表現しようと、苦戦していました。書き終わると、「もっとやりたい!」と習字の魅力を感じとっていました。3年生になると、お習字の時間が始まるので、今からすでに楽しみにしているようです。
1月12日から2月9日まで、5週間に渡り5回のスケート教室が行われました。昨年度はcovid-19の流行のため実施できなかったので、2年生はアイススケートが初体験の子ども達がたくさんいました。初回は、ほとんどの子どもたちが壁をつかんで進むところからスタートしました。中には、リンクに入ることすらできない子もいました。
リンクでは、2人のインストラクターの方々が手本を見せながら、わかりやすく指導してくださり、子ども達は驚くほどめきめき上達していきました。レッスン中は、大きく3つのレベルに分かれて練習しました。自分の力で進めるように、スピードに乗って滑り自分で止まれるように、スピンなど技ができるように、それぞれの目標に向けて食らいついていく子ども達の姿があり、最終回が終わったときには、満足そうな表情でした
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3月10日に卒業していく、大好きな6年生に向けて、送り出す準備が始まりました。1年生から6年生までが6つの縦割り班に分かれて、たくさん協力してきました。春と秋の遠足、運動会、学園祭などの行事に加え、毎日休み時間には学年に関係なく、ドッジボールやおにごっこなど、いつも6年生には楽しませてもらいました。「秋の遠足の時は、迷子になりそうだったけど、6年生が声をかけてくれて助かった。」「6年生の学園祭の劇がかっこよかった。」など、思い出が溢れています。そんな大好きな6年生に、お祝いのお手紙や似顔絵のプレゼントを用意しています。似顔絵を描く時には、見たままを描くことに慣れていない2年生は、目の中にきらきら輝くものが入っていたり、鼻だけが大きくなってしまったり、モデルをしてくれた6年生もそんな2年生の姿に微笑んでくれていました。また、6年生との素敵な思い出が増えました。