小４のクラスで行われた詩集作りの授業では、子どもたちは自分たちが興味を持つテーマに沿った詩を集め、手作りのオリジナル詩集を作りました。テーマは、「おもしろい詩」や「冬の詩」、「金子みすゞさんの詩」など様々です。子どもたちは、詩集にまとめるために多くの詩を鑑賞し、その世界観や短い言葉に込められた奥深さについて学びました。特にまどみちおさんの「ニンジン」という詩は、「えっ、一言だけの詩！？こんなのあり！？」「でも情景が浮かぶよね！」子どもたちが豊かな反応を示していました。また、それらを厳選して詩集に収める活動では、紹介する順番やレイアウトによって、詩の印象が変わることにも気づいたようです。選んだ詩を自分たちならではの形でまとめる工夫を考えながら、自己表現の力も高まっているようでした。

　２月２８日は積雪のため、２時間遅れての登校となりました。先生たちは授業が遅れてしまう焦りも感じていますが、子どもたちはそんなことはもちろん気にしません！ グラウンド一面に広がる銀世界を見て、子どもたちは大興奮です。休み時間には手袋、スノーブーツ、ニット帽の雪の三点セットを着け、みんなで雪遊びです。大きな雪だるまづくりに挑戦する子や、全力の雪合戦に挑戦する子、雪の上に思いっきり大の字になって寝転がってみる子など、遊び方も様々。いつも以上に楽しそうな子どもたちの笑顔にこちらまで楽しくなってきてしまいます。低学年の子たちもまじっての雪合戦では少し加減をしている様子もあり、ちょっぴり大人になったことも感じた一日でした。

　６年生を送る会で、４年生はペンライトアートの出し物をしました。カメラがシャッターを切る13秒間の間にペンライトを動かして、イラストや文字を描いていきます。特に文字は鏡文字で書かなければならないので、慣れるまでとても大変です。せっかく鏡文字で書けたと思ったのに、最後の濁点だけ間違えちゃったなんてことも。練習をたくさん積み重ねて、いざ当日。スクリーンに映った4年生のペンライトアートに「おぉー！」という歓声が上がりました。何のイラストを描いたかをあてるクイズを数回繰り返したあと、最後は１４人全員で協力して「６年生卒業おめでとうございます」の文を書きました。ちょっと線が乱れてしまったところもあったけれど、６年生には想いが届いたようでたくさんの拍手をもらい、４年生はとても嬉しそうでした。