幼稚園から小学校に入学し、一年生になったばかりの16人はダンスが大好き。朝一番にみんなで行う活動はダンスです。朝の会の前段階として導入したダンスタイム。体を動かし、リズムを感じて、心も体も明るく元気にエンジンスタート！お気に入りの曲はUSA！！アメリカで「USA！！」と歌いながら踊るダンスは力が湧いてきて、とても楽しいようです。お手本の踊りを披露する人、自分の好きなスタイルで踊る人、手足を小刻みに、全身をダイナミックに動かすキレッキレダンサーなど、16人それぞれが自分らしさを表現しています。毎日踊って鍛えたリズム感と表現力は、5月半ばに行った運動会の応援合戦ダンスでも光っていました。2学期からも自分を表現しながら友だちと楽しく過ごす学級にしていきたいです。

　生活科の学習では植物の栽培に取り組んでいます。朝顔を一人一鉢植えて育てる課題の前に、大きな学級園にジャガイモの苗を植えることにしました。かたい畑を少しずつ掘り進め、土に空気を入れて、じゃがいもさんのための「ふかふかのベッド」のような土づくりを目指しました。種芋植えでは、浅い穴を掘る、種芋を入れる、種芋にふんわり土をかぶせる、水をやる、という順番で、３、４人のグループで協力しながら行いました。種芋から芽が出ているのを発見した時は、「わー、出てきてくれてありがとう。」「会いたかったよ。」などと歓声をあげていました。その後も水やりや観察を続けていますが、まるで、新しい友達か弟か妹ができたような関わり方をしています。土の中にどれくらいジャガイモが育っているのか、とても楽しみにしている一年生です。

　小学部６学級と幼児部３学級の教室や、体育室、図書室、職員室や保健室などを回って、「学校探検」を行いました。3月まで自分たちが遊んだ幼児部の教室では、こうだった、ああだった、と急に発言が増え、なつかしさと居心地の良さを感じている姿が見られました。高学年の教室では、委員会活動中で、歓迎遠足でお世話になったり仲良くなったりしたお兄さんお姉さんが真剣に話し合いをしたり、学校美化等のためのポスター作りをしたりしているのを見て、一年生も真剣な表情になり、「何をしているんですか？」「何に使うんですか？」などと質問をして、探検ノートにもらった答えを書いていました。図書室では、たくさん本が並んでいる様子に少し圧倒されながら「こんなにたくさんの本があるんだね。」「今度これを読みたいな。」と話していました。