学園祭では、三年生の日本語劇「となりのトトロ」と英語劇「Stone Soup」の発表をしました。子どもたちは、見ている人に楽しんでもらおうと、クラスでの劇や合唱、ダンスの練習に毎日、励みました。背景画の制作では、サツキやメイが住む家やトトロやネコバスが森にいる様子をいきいきと描きました。小道具の制作では、おばあちゃんが育てるトマトやきゅうり、とうもろこしなどの野菜や七国山病院からの電報などを協力して作りました。本番では、演技にダンスに合唱と、どれも全力で頑張っていました。これまでの練習の成果を十分に出し切ることができた素晴らしい劇でした。表現力や仲間と協力する力など、学園祭で培った学びを今後に繋げていきたいと思います。

　秋の遠足では、1年生から6年生の縦割り班で遠足へ行きました。行き先はニューヨークアクアリウムです。３年生は上級生や下級生と仲間と一緒にアシカのショーを見学したり、一緒に交流を楽しんだりしながら、館内を見学していました。水族館では、水槽を見学し、タッチプールで、実際に触れて、水辺の生き物の生態について学びました。また、校内ARTコンクールでは、秋の遠足の思い出を絵画にした後、鑑賞会を行いました。「水辺の生き物」をテーマに、遠足で心に強く残ったことや興味をもったことを絵の具を使って、色鮮やかに描きました。縦割り班ごとに鑑賞し、キラキラ賞やパワフル賞などの賞を一人ひとり決めました。秋の遠足で感じたことや思い出を、豊かに表現した作品を作ることができてよかったです。

　3年生の理科の学習では、春から夏の終わりにかけてヒマワリとホウセンカを学級園で育てました。ヒマワリとホウセンカの種を観察して、気づいたことを話し合うことからはじめます。その後、種をまき、生き物係を中心に水やりをして、芽が出た時はみんなで喜びました。葉や茎の色や形、大きさを観察し、理科ノートに記録しました。夏休み明けには、花が咲きました。小さな種だったヒマワリが、自分たちの身長よりも大きくなって花を咲かせている様子を見て、子供たちは声をあげて喜んでいました。ヒマワリとホウセンカでは、花の色や形、大きさが違うことを観察して学びました。秋になると、花はかれていきました。子供たちは、ヒマワリとホウセンカを学級園で育てる活動を通して、植物にも命があることに気づきました。