理科の学習で、育てたツルレイシが役目を終えたのでみんなで協力して畑をきれいにしました。５月に植えてから、ずっと観察を続けてきたツルレイシ。大きな畑に植える前には、小さなポットでツルレイシが少しずつ伸びていく様子を見て、「葉が増えた！」「大きくなっている！」と小さな成長を観察していました。夏休み前にはなかなか大きく成長しないツルレイシの様子を心配しながら観察していました。そんな心配をよそに夏休み中にぐんぐんと成長し、夏休み後には、立派な実がたくさんなっていました。秋を迎え、たくさんの実もはじけ、枯れてきたツルレイシ、感謝の気持ちを持ってみんなで作業を行いました。ツルレイシの観察を通して、様々な植物の様子を観察することができました。

　国語の学習で３チームに分かれて新聞の作成を行いました。4年生では、新聞について記事の書き方、わりつけの仕方、取材の仕方を学習します。学習を通して、実際に子供たちがミニ記者になって、1学期に行ったデラウェア移動教室や2学期に秋の遠足で行ったニューヨーク水族館についての新聞記事を書きました。どのグループも学習したことを生かしながら、わりつけや見出しを工夫して書いていました。また、取材の一環として行ったアンケートでは、実際に他のクラスに行ってアンケートをお願いするところから自分たちで行いました。子供たちは、一から新聞を作ることは難しいけれど、楽しいと話しており、生き生きとした姿で新聞作成に取り組んでいました。

　4年生は学園祭で、「注文の多い料理店」の劇を行いました。劇の内容は、子供達が話し合って決めたものです。作者宮沢賢治についての学習から始まり、劇の練習、背景板の作成、衣装決め、他学年に見に来てもらっての練習、と段階を追って準備をしてきました。宮沢賢治が生前に出した2冊のうちの1冊の話である事を学習した子供達は、とても驚いた様子でしたが、そんなに昔の話なのに今も本として存在して、自分たちがこれから演じるということにワクワクしている様子でした。迎えた本番では、緊張する！！と話しながら、みんなで深呼吸をして落ち着きました。幕が上がるとそれぞれの役になりきった演技で観客を魅了していました。本番終了後、みんなで深呼吸したらなんだか落ち着いてうまくいった！と達成感に満ち溢れた表情の4年生でした。