今年の春に行われた新入生歓迎遠足は、新しい1年生を温かく迎える素晴らしいイベントとなりました。２年生の子どもたちは、新たに入学した１年生のために、一生懸命手作りのプレゼントを準備しました。どのような装飾が喜ばれるかを想像しながら、「１年生を喜ばせたい。」と心を込めて作り上げました。遠足の日、子どもたちは自分たちで作ったプレゼントを１年生に贈りました。その結果、新入生の嬉しそうな笑顔が見られたことは、2年生にとって何よりの喜びとなりました。その一つ一つの笑顔が、時間と努力をかけた価値があったと感じさせてくれ、「作って良かった！１年生が喜んでくれた！」と自信に満ちた声が教室内に響きました。この日の経験は、２年生にとっても大切な成長の機会となり、これからの１年間、優しいお兄さんお姉さんとして新入生を支えていく素晴らしいスタートとなりました。今後の子どもたちの活躍にご期待ください。

　学級園で野菜の栽培を始めました。子どもたちが自分たちで何を育てたいかを議論し、最終的にはさつまいもと枝豆を選びました。熱心に計画した児童たちは、育て方についても自ら調べ、水やりや肥料の管理計画を立てました。児童たちは「雑草が栄養を奪うから注意しよう。」と学び、水やりの担当を決めるなど、具体的な役割分担にも積極的に取り組みました。野菜が育つ過程を通じて、「葉っぱがふわふわしている。」「枝豆の匂いがするね。」といった観察コメントも飛び出し、日々の成長を真剣に眺めていました。２年生の子どもたちの手によって育てられた野菜たちは、きっと大きな喜びと共に収穫されることでしょう。彼らの野菜への愛情と責任感を感じながら、今からもう収穫が待ち遠しいですね。これからの成長と収穫の様子に、どうぞご期待ください。

　算数の授業「水のかさの単位」では、子どもたちと一緒に「おいしいカルピス作り」に挑戦しました。この活動を通じて、子どもたちは実際にカルピスの原液を水で薄め、最適な割合を見つけながら味の変化を感じました。「２０mlのカルピスに２０mlの水では濃すぎるから、もっと水を加えよう」という声や、「ちょうど１dlにするにはどうしたらいいかな？」といった問いかけが教室から聞こえてきました。クラスでは、一番おいしいカルピス選手権を行い、試行錯誤しながら最も好まれる割合を見つけ出すことができました。このプロセスを通じて、子どもたちは量感覚を実体験で深めるとともに、将来４年生で学ぶ「割合」の概念につながる土台を築くことができました。子どもたちが自ら学びを深め、新たな発見にチャレンジしていく姿に日々驚かされています。これからも子どもたちと一緒に、未知の探究に挑戦していきたいと思います。