６月５日から二泊三日で、3、4年生合同の移動教室でデラウェアへ行きました。３・４年生移動教室では初めての試みとなるカヤック体験や、Dupont Nature Centerでのスカベンジャーハント、カブトガニの生態学習など、さまざまな活動を行いました。特に、Pickering beachでのカブトガニ観察は、子供たちにとって楽しく貴重な経験となりました。砂浜に埋もれているカブトガニを助けたり、産み落とされた卵を観察したり、触れたりしながら、事前に学んだ知識を活用して観察を行いました。デラウェアに入植したオランダ人の生活を紹介する博物館では、なんと江戸時代に日本から輸入された人魚のミイラが展示されていてびっくり！みんなで忘れられない思い出を作ることができまました。

　学園では毎年6月に歯科講習会を行っています。今年は遠藤歯科から、遠藤珠里先生と歯科助手の皆さんが来てくださいました。まず全員で正しい歯磨きの方法、歯垢について、そしてフロスの重要性とその使い方についての話を聞きました。その後、少人数のグループに分かれ、各グループに一人の先生が付き、歯の模型を使って歯ブラシの当て方やフロスの使い方を実践を交えながら学びました。特に4年生にとっては、歯が生え変わる時期の前後にあり、歯の健康の重要性を学ぶ良い機会となりました。珠里先生が「歯ブラシを歯茎にななめにあててみがくことが大切です」と説明すると、子どもたちはうなずきながら聞いていました。この歯科講習会を通じて、子どもたちは歯を大切にする意識を高めることができました。

　4年生の社会「わたしたちの県」では、単元のまとめとして子どもたち一人ひとりが好きな都道府県を選んで調べました。調査や発表の方法は自由ですが、「ここまで調べられたら達人レベル」「みんなが興味を持つような工夫をした発表ができたら仙人レベル」など、基準となる目安を示すと、「ぼくは仙人レベルを目指す！」「まずは名人レベルを目指してがんばろう。」と、子どもたちは自分の目標を決めて熱心に取り組んでいました。 発表会当日は、スライドやクイズ大会、紙芝居、本など、さまざまな工夫を凝らしたプレゼンが行われ、大いに盛り上がりました。「調べてみて、この県の面白さに気づきました。」「次はこんな方法に挑戦したい。」と、子どもたちはそれぞれ手応えを感じ、次回への意欲を見せていました。