2024-1 5th Grade Class
5年振りに、育英学園の移動教室でワシントンD.C.を訪れました。キャピトル(議会議事堂)、ホワイトハウス、スミソニアン博物館などを見学し、アメリカという国の成り立ち、政治の仕組みなどを学びました。ヴァージニア州のマウントヴァーノンでは、ワシントン大統領の生家とその広大な敷地を散策しました。スパイミュージアムでは、このD.C.に過去も現在も機密情報が溢れていることを体感しました。4日間の移動教室は、子どもたちにとって、様々な経緯や変遷を経て現在にたどり着いたアメリカの歴史について深く考える時間となりました。また、郊外の宿泊施設にて3泊4日間一緒に過ごすことで、生活面でも、学年を越えた交流を深めることができました。
5年生の理科では、動物・植物の誕生について学習します。教室には、メダカが2匹だけ入った水槽がありました。6月に入ると‥‥‥児童が、人工の水草に卵が付着しているのを見つけました!直径1ミリメートル弱、1、2、3、4、5と、10個以下の卵が繋がり固まって付いています。解剖顕微鏡ではなく、単眼顕微鏡を使って拡大してみました。すると、卵に入っているメダカが、明るくはっきりと見えました。黒い目の部分が特徴的です。卵が付いた水草を違う水槽へ移したところ、もう既に5匹ほど孵化し、元気に泳いでいます。全日制小学部はこれから約2ヶ月の夏期休業に入ります。今は5ミリメートル程のメダカの赤ちゃん達が十分に成長したら、夏休み明け、親と同じ水槽へ戻そうと考えています。
去る5月11日土曜日、『育英学園全日制・サタデースクール合同大運動会』が開催されました。これまで小学部運動会の経験を積んできた5年生の子どもたちは、今年初めて、応援合戦の演技をリードしました。4月後半より連日、赤組と白組に分かれ、作戦会議をしながら、演目の構成を決定していきました。ダンスの見本をビデオ撮影し、それを元に1〜4年生へ指導する際は、学年の異なるメンバーをまとめることの難しさもあったようです。困難や葛藤を乗り越え、練習を積み重ねることで、自信のある演技に仕上げました。当日の応援合戦では、一人ひとりが持てる力を存分に発揮しました。赤組・白組で勝敗はついたものの、この経験から、単なる結果を凌駕した達成感を得ることができました。