1st 2010 2
感謝祭の休暇が終わった月曜日,パメラ先生がY字型の不思議なものをたくさん持っていらっしゃいました。そして,首をかしげている子ども達に,「これは何でしょうか。」「何の骨でしょうか。」「どこの部分の骨でしょうか。」「何のためでしょうか。」と質問すると,子ども達は,「ウワー,骨だよ!」「犬の骨かなあ。」「こわー。」と日本語で叫んでしまいました。「イングリッシュ,プリーズ。」の一声の後,メリッサ先生と中川先生の助けを借りて,それがにわとりの首の部分の骨であること,引っ張りっこをして中心のところを持っている方の願いが叶うことを知りました。「1,2,3,プル!」 さて,どっちの願いが叶ったでしょう。
1年生の子ども達は,答えが20までの足し算や引き算をします。今日は,魚釣りをして足し算と引き算の勉強をしました。「ぼく,○○つったよ。」「先生,つれない! どうしよう。」と魚つりに興じた後,「○○くんが,大きなさかなを5ひきつりました。しばらくして○○さんが7ひきつりました。そこへねこがやってきて,2ひきたべてしまいました。なんびきおうちにもってかえることができたでしょう。」のような問題をたくさん作って友達と解きっこをしました。自分の名前が出るたびに大騒ぎをしながら,問題を解きました。楽しい授業は効果抜群。みんなよくできるようになりました。
「大きくね。」「トン、ツー,トンのリズムでね。」「押さえてね。」 北里先生に声をかけられながら,1年生が二人ずつ書き初めの練習をしました。本人も,見守る友達も,真剣そのもの。書き終わったとき,「ふう,終わった。」子ども達からそんな言葉が聞こえてきました。子ども達が竹のようにすくすく空に向かって伸びていくように、という気持ちをこめて,今年は「たけ」と書くことになりました。初めて筆を持つ子ども達がたくさんいましたが,北里先生の教えのように伸び伸び大きく書くことができました。本番は1月5日。どんな作品ができあがるのか,とても楽しみです。