6th 2011 2
8月に始まった2学期。7名全員で元気よくスタートすることができました。夏休み自由研究作品発表会では,6年生からは,Yくんの「人は寝ている間に何歩 歩いているのか」が発表されました。万歩計をつけて寝て,寝ている間に「歩いた」歩数を,その日の寝巻と合わせて比較して発表しました。9月12日は,日本でいうところの「中秋の名月」でした。本当は夜にみんなで集まって観月会をしたかったところですが,お昼にお団子を食べ,裏庭でスモアをすることになりました。花より・・・いえ,月より団子の子ども達。もぐもぐもぐ,と楽しく美味しいひとときに全員がいい笑顔でした。それでも,食べ終わると,いつかみんなで夜にお泊りをしながら星や月を眺めたいねぇーとつぶやいていました。
理科で地層を学習する6年生。みんなでグランドキャニオンに行って地層を見たいねぇ,とのつぶやきが。西海岸まではちょっと遠くて急には無理だけど,ここにだったら行ける!と出かけた10月4日の校外学習は「自然史博物館とセントラルパーク」でした。頑強な岩盤地層そのものと言われるマンハッタン島は,セントラルパークに,その岩盤をそのまま利用して公園が造られました。そのむき出しの場所を探して,散策し,みんなで登ったり触ったりし,はるか昔から歴史を見つめてきた岩に感動の子ども達でした。また,隕石をはじめ,様々な鉱物の宝庫であるアメリカ自然史博物館にも足を運び,展示物の数々からたくさんのことを学びました。
一つひとつの大きな行事が終わるたびに,このところ6年生が口にするようになった言葉,
「あー,これで最後かぁ。もう来年はできないんだ・・・。」
です。卒業を控え,すべての行事が小学校生活最後になるので,達成感とともにさびしくなっているようです。
11月の学園祭では,全員が主役でした。日本とアメリカの歴史上の人物を,自分で選び,調べ,そして演じました。また全員が楽器を担当し,演技だけではなく音楽でも魅せてくれました。その学園祭は,年少組から在籍している児童は9回目の学園祭でもありました。それぞれが思い出を作った学園祭,誰よりも感動したのは担任でした。そして12月。来年3月の卒業式を前に,一足早く,児童会では「卒業」になる6年生です。
そのため,2012年度の児童会役員(児童会会長と児童会副会長)を決めて,引き継がないといけません。その選挙の準備や演説のお世話,そして選挙のすべてに,全員で協力してしっかりとがんばりました。
いよいよ巣立ちの日向けての3学期が始まります。