1st 2012 2
8月から始まった第2学期。8月に4人,9月に1人の新しい仲間を迎え18名になった賑やかな1年生です。
朝からの大きな挨拶に始まり,とにかく元気と笑顔で,学園生活全体を過ごしています。
9月末に仲秋の名月を迎えたことから,それを前に親子で「月見団子作り」をしました。
「耳たぶの柔らかさにするんだよね。」「真ん丸になるかな。」などなど,それぞが話し合い協力し合いながら,たくさんのお団子を作り上げました。茹で上がったお団子は,あんこ,きなこ,そしてみたらしで味をつけ,わいわいと食しました。「おいし~!」「おかわりー!」が飛び交った,楽しい1日となりました。
4月に生活科で種イモから育てたさつまいもを,畑へ植え替えたのは夏休み前のことでした。
夏休みにぐんぐん大きくなる子ども達に負けまいと,同じくぐんぐんと成長した学級園のお芋さん達。
いよいよ10月に収穫の時を迎えました。今年は気象条件もよかったのか,はたまた子ども達の愛情がたっぷり注がれたのか,とにかく,大きくってつやつやで,大きなお芋さんがたくさんとれた秋となりました。
何を作ろうか,どうやって食べようか・・・・・と全員で相談をし,裏庭で焼き芋大会をすることにしました。
一つひとつのお芋を,みんなで洗い,新聞紙とアルミホイルで包み,焼きあげたさつまいもは,黄金に輝く,ほくほくの味でした。
本が大好きな1年生たちは,本の世界を実現することにも興味しんしんです。12月のある日,「干し柿」という本の読み聞かせの後,誰からともなく,「干し柿,つくってみたいなー。」との声が上がりました。
「よし!作ってみようか?でも,果物の皮をむくのよ,大丈夫??」と問いかけると,「うん!練習してくるから!」との元気のよい返事。
そこで,全員一つずつ,大きな富有柿を使っての干し柿づくりの1日となりました。
数名のお母様方にもお手伝いをしてもらいましたが,どの子も練習の成果を発揮しすいすいと上手に柿の皮をむくことができました。冬休みまでには,おいしいおいしい干し柿が完成する予定です。