4th 2013 1
2名のお友達を日本から迎え,18名となった1年生でした。
始業式後のお餅つき大会を皮切りに,書き初め大会や縄跳びカードのスタート,新しい係や新しい座席などなど,新年の気 分とともにたくさんのことがあった1月でした。そんな中,冬休みの図工科宿題として,それぞれが2~3枚ずつ仕上げた「かるた」(図と言葉と手書きです) をすべて使い,1年生かるた大会を行ないました。育英学園伝統のござの上に,2チームに分かれて座り,元気のよい「はい!」と声とともに言葉を聞き,文字 を探して,競いました。かるたを取ることはもちろん,それぞれが考えてきた札の言葉の面白さや調子よさに笑いが絶えないひと時でした。
学習班に分かれて練習,発表しました。練習の時,「ここは,もっとゆっくり読んだほうがいい。」「(この語尾は)上げて読むんだよ。」など,より良い音読発表になるようアドバイスし合っていました。
本番は,それぞれの班で『松井さん』『女の子』などの人柄が違い,その違いがとても面白く,また,みんな役になりきり,心情に合わせて声のトーンを変えたりと,素晴らしい発表でした。発表の後も,良いところはほめ,こうしたらもっと良いとアドバイスを言ったりと,お互いが切磋琢磨している姿が見られ,今までのこういう姿勢が,ここまで成長させたのだなと感心して聞いていました。これからは,更に心情を深め,表現方法に幅を広げていければと思います。
6月5日(水)~7日(金)2泊3日で,ニュージャージーの最南端ケープメイまで,カブトガニ観察・農業体験旅行に行ってきました。
子ども達は砂浜の上で瀕死のカブトガニを見つけると,躊躇なく手を差し伸べ,海に放していました。中には,やっとのことで持ち上げたけど,カブトガニが動いたので,びっくりして落としてしまったこともありました。
救出している横で,渡り鳥がカブトガニや卵を食べているのを見て,初めは「渡り鳥,許せない!」と怒っていましたが,渡り鳥も生きていくためには食べなければならず,人間も鶏や魚などたくさんの命をもらって生きているんだと思うと,仕方がないと考え直したようでした。また,カブトガニは食べられてもいいように,たくさん卵を産んでいることに,海岸に無数にあった卵を発見して気がついたようでした。