HIMAWARI 2011 3
近所のリンクへ3回出かけました。園でスケートごっこと称してシュミレーションをしてやる気は十分。毎回チャレンジ項目を設け,自分のペースで少しずつトライしました。できる友だちやお母さんを目標にしながら,上達を自ら実感できるので,「今日はリンクの真ん中まで行けた!」「もっと上手になりたい」と毎回,向上心が増していくのでした。1回目。家ほとんどの子がおっかなびっくり,リンクへ。ヨチヨチとペンギンの行列のように壁をつたって歩いてみます。数え切れないほど転んでは起き,でも笑って楽しいとはしゃぐ子どもたち。徐々に手を離して一人で滑ろうとする子が出てきました。2回目の目標は片足滑り。片足ずつ重心を移動させて歩くから滑るへ移行する練習です。最終回はおまけのチャレンジ,後ろ滑りと発表会。一人でスイスイ滑れる子が増え,どの子も充実した表情でリンクを後にしました。毎回10名ほどのお母様方が,靴を履かせたり,子どもたちの手を引いたり。大家族のように楽しく安全に体験することができました。(ありがとうございました!)
もうすぐ卒園。お別れ会を開いてくれた年中少組とお世話になった先生方へ、昼食をご馳走しました。名付けて「森のレストラン」。メニューは、お赤飯、森の肉野菜スープ、そして好きなフルーツを選べるパフェ。前もって招待状を配達し、小さい組さんも「ぼくは桃を注文するんだ。」と楽しみにしていました。前日は、110人前を一日がかりで料理。ひたすら野菜を切り、肉団子を丸め、「レストランて大変だねえ。」「(ネギで)涙が出ても我慢。」そして当日となりました。テーブルには緑のコップとスプーン、お花のコースターがずらりと並び、準備万端。「いらっしゃいませ!」「こちらへどうぞ」イスを引いて、お客様を迎えます。「デザートはどれにしますか」注文を取る人、デザートをセットする人お代わりをすすめる人、片付けて新しい席をセットする人。誰もが忙しく働き、サービス満点のレストランに、お客様も満足してくれたようでした。自分で仕事を見つけ、相手のことを考えて動く頼もしい年長組。就学への準備が整ったことを実感した,幼児部締めくくりの活動でした。
卒園前のお楽しみに,ひまわり組のパパであり,世界的なジャズ・ドラマーであるジョナサン・ブレイクさんがお友だちを率いて,コンサートを開いてくださいました。ブレイク氏「“インプロビゼーション”を見つけたら手を上げてね。」「“コール・アンド・レスポンス”おしゃべりしているみたいでしょ。」子どもたち「あれ?」「あー」「鬼のパンツだ!」「学園歌!!」
やさしく楽しい解説や,クイズの正解者へドラムのスティックをプレゼント。「ファンになった」というお母様,お父様を含めて,会場は大いに盛り上がりました。幼児とジャズ。異色の取り合わせかと思いきや,演奏技術に見入ったり,音楽を感じて一緒に口ずさんだり。自然に身体に吸収して楽しんだ子どもたちでした。終了後はやっぱり,もらったスティックで積み木をたたいてドラムごっこが始まりました。
○子どもたちの感想:(演奏が)すごい速かった。ほんとにお話してるみたいだった。お父さんかっこいいね。