2022-2 5th Grade Class
5年生は4月から社会科の学習の一環として米作りに取り組んできました。種籾の塩水選をし、良質な種籾を選び、籾まきをしました。田植えをし、水やりを協力して行いました。夏休み明けのみどりの日には、夏休みの間に伸びきった雑草を協力して抜きました。暑い中の作業は大変でしたが力を合わせて頑張りました。雑草を抜いて見えたのは、毎日欠かさず水やりを頑張って、大切に育ててきた稲穂でした。きれいな稲穂が見えたときはとても感動しました。秋にかけて稲穂が生長し、稲刈りをして、脱穀作業も行いました。毎日食べているご飯がどのようにしてできているのかを学ぶとともに、米作りの大変さも経験しました。お米は家庭科の時間に炊飯の学習として炊いて食べます。みんなで協力して育ててきたお米の味が楽しみです。
2学期から縦割り活動が再開し、1年生から6年生の縦割り班で遠足へ行きました。行き先はNew York Hall of Scienceで、5年生は高学年として、下級生に優しく展示内容について説明したり、一緒に交流を楽しんだりしながら、見学していました。科学館では、展示物や3D映像、工作などを通じて自然や動物、人体の不思議について学びました。また、校内ARTコンクールでは、秋の遠足の思い出を絵画にした後、鑑賞会を行いました。「サイエンス」をテーマに、遠足で心に強く残ったことや興味をもったことを絵の具を使って、色鮮やかに描きました。縦割り班ごとに鑑賞し、工夫したことや見て欲しいポイントなどを説明しました。みんな、自由な発想で表現力豊かな作品を作ることができました。
5年生は日本昔話「浦島太郎」を学園祭の日本語劇で演じました。竜宮城では「いつでもあの海は」を合唱し、きれいな歌声を観る人に届けました。6名という少ない人数で、一人何役も演じ、台詞も一生懸命覚えました。練習では、台詞にフリをつけて表現することやはっきりと大きな声で話すことを意識して取り組みました。図工の時間には背景画の制作に取り組み、浦島太郎が浜辺でカメを助ける様子や浦島太郎とカメが海の中を泳ぐ様子、竜宮城を鮮やかな色使いで描きました。学園祭を通して、歌や演技で表現することと仲間で協力して劇の練習や制作活動に取り組み、みんなで一つのものを作り上げる喜びを学びました。また、5年生は学園祭の司会も担当しました。日本語と英語で各学年の演目について説明し、学園祭を盛り上げました。