2学期が始まって間もなくの8月29日と30日に一泊二日のファームステイに出掛けました。友達とのお泊まりや動物へのエサやり体験をわくわく楽しみにする気持ちと、ちゃんと動物の世話できるかな、眠れるかな、と心配する気持ちの両方をもちながら当日を迎えた子ども達でしたが、見送ってくれた他の学年の子ども達に笑顔で手を振り出発しました。
学園から外へ出て学習をするこの移動教室では、トウモロコシの皮むき、動物のえさやり、にわとりの卵拾い、牛の乳しぼり、ヘイライドやコーンメイズ、キャンプファイヤーなどの活動をしました。ファームの方に教わりながら、生れて初めて行うファームの仕事や、大草原で目いっぱい体を動かす体験を通じて、自然や動物に対する理解を深めるだけでなく、仕事の大変さも学びました。

　本学園では、年に一度、近くの公立学校の大きな体育館を借りて学園祭を行っています。子ども達の力で背景版や小物づくり、劇の内容まで考えていきます。大きな一枚の板に壮大な絵を描く子ども達は、全身を絵の具まみれにして、楽しみながら、劇の内容にあうように背景版を作りました。その他の小物づくりでも、相談して工夫しながら、様々な物を作り上げていきました。劇の長いセリフも宿題や日々の練習を通して、すっかりと自分のものにした1年生。本番は、大きな会場でたくさんの人の前での発表に緊張している姿が見られましたが、友達と協力し、練習してきた成果を十分に発揮し、見に来ているおうちの人や、先生たちに自分たちの思いを届けることが出来ました。やり切った子ども達の笑顔は、とても輝いていました。

　2学期の体育の授業では、様々な体の動きを取り入れて、授業を行って来ました。10月から11月にかけては、しっぽ取りの授業を行いました。普段の休み時間でも走り回る鬼ごっこ遊びが好きな子ども達は、大喜び。ウォーミングアップでは、ただ走るだけでなく、スキップやカニさん歩き、飛行機になりきって走ります。最初は、少し苦手な子が多かったスキップ、授業の最後にはみんなとても上手になり、大きなスキップ小さなスキップなど、少しアレンジを加えた動きもお手の物でした。

メインの活動のしっぽとりでは、どうやったらしっぽが取られないか、どうしたら、しっぽがたくさんとれるか考えながら行うことで子ども達の動きはどんどん良くなり、熱い試合が繰り広げられました。これからの休み時間の鬼ごっこにも役立てられるといいですね！