2024-2 4th Grade Class
4年生は社会科の「偉人」学習の一環として、国立エジソン歴史博物館を訪問しました。この博物館では、エジソンが使用していた研究所が保存されており、彼が手掛けた研究機材や道具が展示されています。発明に使われた珍しい素材や100年前のまま姿を残す図書館を見た子どもたちは興味津々でした。
また、蓄音機やカメラといったエジソンの発明品を見ながら見学をし、最後にはガイドさんのご厚意で100年前に録音された音声を聞かせてもらうことができました。予想以上にきれいに録音された音楽に子どもたちはびっくり!しかも電気は一切使われていないのです。
今回の見学では、エジソンの功績やその挑戦し続ける姿勢に触れ、子どもたちにとって学びの多い機会となりました。
年末には、特別プログラムELMS(Exploratory Learning in Math and Science)に挑戦しました!このプログラムは、「知識」ではなく「考え方」を身に付けることを目的としており、今回は未知の惑星を包む謎の海「ウーブレック」の探究活動に取り組みました。
机の上に置かれた緑色の不思議な物質・ウーブレックを観察し、子どもたちは様々な器具を使いながら液体や固体となる条件を熱心に研究しました。その後、各グループが結果を共有し、科学会議で議論を深め、最後にはこの海に着水し無事に地球へ戻る宇宙探査船のデザインにも挑戦しました。
これらのプロセスは火星探査の「バイキング計画」とほぼ同じ行程で、終わったあとには「科学者ってこんなことをしているんだね。」といった感想が聞かれました。子どもたちの中には科学者の視点が育ちつつある様子が見られました。
4年生のりんは、小さい頃に遊んだ友達のことをふと思い出す。仲が良かったことは覚えているのだが、その子の名前が思い出せない。あの子は一体誰?そして、いつか掘り起こそうと約束して一緒に埋めた箱はどこ?いつしか騒動はクラスを巻き込む事態に。
この劇は、学園祭の本番前に日本への帰国することが決まっていた子が「どうしても学園祭に出演したい!」と言ってくれたため、『どうやったら日本から劇に出演できるか』『物語に日本から出演する子がいる意義をもたせられるか』という2つの命題についてクラスで話し合い、その結果できたものでした。友達と遠くはなれ、それぞれに新しい友達ができていつかお互いのことを忘れてしまう日があっても、友達との思い出はずっと心のなかに残っていてまた何度だって繋がり直せる、そんな物語になりました。