2024-3 Sumire Class
子どもたちが自然と触れ合う活動「森の幼稚園」に出かけました。これまでは学年ごとに異なるトレイルを歩いてきましたが、今回は全学年が同じコースを一緒に散策しました。秋に訪れたときとは景色が一変し、今回は一面の冬景色。湖の水が凍っている様子に、子どもたちは「すごい!」「歩けるかな?」と興味津々。冷たい空気の中でも、自然の変化に目を輝かせながら、元気いっぱいに歩きました。森の奥にある広場では、3学年の子どもたちが一緒になって遊ぶ時間もありました。枝や葉っぱを使ってごっこ遊びをしたり、雪を見つけて大はしゃぎしたりと、学年の枠をこえて楽しむ姿がたくさん見られました。自然の中でたくさん歩き、たくさん遊び、たくさん笑った一日。季節の移ろいを体感しながら、心も体も大きくなった子どもたちです。
3学期は、寒い季節にぴったりの「ホワイトシチュー」を作りました。今回のシチューは、鶏ひき肉をベースに、子どもたちが自分たちで切った玉ねぎ、にんじん、きのこ、そして手で小さく割いたブロッコリーがたっぷり入った、具だくさんで彩りも美しい一品となりました。ナイフを使って野菜を切ることに、はじめはドキドキしていた子どもたちも、少しずつ慣れてくると、「もう1個切りたい!」と積極的にチャレンジしていました。材料がだんだんシチューになっていく過程にも興味津々。グツグツと煮えてくる様子を見て、「いい匂い~!」と笑顔が広がっていました。実は、野菜やシチューがちょっぴり苦手だった子もいましたが、自分で作ったという経験からか、「食べてみようかな…」と一口パクリ。その一口から、「おいしい!」「もっと食べたい!」という声が次々と聞こえ、みんなでおかわりするほど大好評のクッキングとなりました。「自分で作るって楽しい!」「食べるって嬉しい!」そんな気持ちを育む時間となった、すみれ組さんのクッキングでした。
今年度も、年長組・ひまわり組さんとのお別れの時期が近づいてきました。これまでたくさん遊んでもらい、優しくしてくれたひまわり組さんに「ありがとう」の気持ちを込めて、年少・年中組のみんなでお別れ会を開きました。当日のゲームの進行から司会の言葉まで、すべて年中組の子どもたちが中心となって準備を進めました。「みんなが楽しめるようにしたい!」とアイデアを出し合い、ジャンケン列車やひっつきもっつきゲームなど、3学年が一緒に楽しめる内容を考えました。司会の言葉の練習では、声の大きさやタイミングに気をつけながら、自信を持って話せるように何度も練習。少しずつ表情も引き締まり、「任されている」自覚とやる気が伝わってきました。また、ひまわり組さんへのプレゼントとして、トートバッグにひまわりのステンシルをして製作。心を込めて作ったバッグには、それぞれの「ありがとう」の気持ちがたっぷり詰まっています。「喜んでくれるかな」とワクワクしながら、毎日少しずつ練習していたダンスや、送る言葉の発表も当日は大成功!優しく見守ってくれた年長組さんに感謝の気持ちを込めて、心あたたまるひとときとなりました。年中・年少組のみんなにとっても、大好きな年長さんへの憧れや、次のステップへの期待が高まる大切な行事となりました。