この記事は、機関誌「フレンドシップ」2015年秋号の記事をもとに再編集したものです。学園のあゆみはHistory Project(学園沿革充実化プロジェクト)でご覧いただけます。
被爆から70年の2015年。前の年に続いて、長崎の大学生がNJキャンパスの教室に立ちました。「ハゲワシと少女」「グランド・ゼロ」「ナガサキの原爆雲」。3枚の写真を見ながら、5・6年生が平和について語り合いました。
ニューヨーク育英学園全日制部門小学部では昨年に引き続き、2015年4月30日に核廃絶を訴えるナガサキ・ユース代表団を招き、5・6年生を対象とした平和についての「特別授業」を実施しました。同代表団は、2015年4月下旬から5月上旬にかけてニューヨークの国連本部で行われた核兵器不拡散条約再検討会議(NPT)に参加するために訪米していました。
授業者は長崎大学教育学部初等教育科3年生の溝越史恭さん。授業のテーマは「相互理解」。「他者との違いを理解し、それを受け入れることによって皆が安心して平和に暮らせる世界を築く」と言うねらいのもとに授業は進められていきました。
子どもたちは、次の3枚の写真を見ながら、気づいたことや感じたことについて発表し合いました。
「あの大きな雲の下で起こっていることなんて、何も想像できなかった。」
「ナガサキの原爆雲」の写真を見て、「何かが爆発したのかとは思ったけれど原爆だとは思わなかった。」などの意見が次々に上がりました。
「ナガサキ・ユース代表団」とは、長崎県・長崎市・長崎大学でつくる核兵器廃絶長崎連絡協議会が、2013年から核問題に関する国際会議に学生を派遣している教育啓発プロジェクトです。被爆70年のこの年は、第3期生12名がニューヨークの国連本部で開かれた NPT 再検討会議に参加しました。
今回の「特別授業」を通して、子ども達は現在あるこの平和の尊さを深く実感したようでした。
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出典:機関誌「フレンドシップ」2015年秋号 p.4(PDF)/写真は同号より/代表団の説明は長崎大学 核兵器廃絶研究センターの公式ページより